1時間のデスクワークで寿命が22分縮む?デスクワークと寿命の恐ろしい調査結果

 

パーソナルトレーナーの野中です。

 

2016年現在、多くの職種でデスクワーク時間が長くなっています。

 

仕事のほとんどがデスクワークという人も珍しくありません。

 

パソコンの普及でこれはもはや避けられない流れで、デスクワーク全盛期と言ってもいいと思います。

 

そんなデスクワーク全盛期に、非常に恐ろしい調査結果があります。

 

これは、デスクワークなどの長時間座ることで寿命が縮むという調査結果です。

 

1時間のデスクワークで寿命が22分縮むとの報告があり、これは喫煙よりも寿命を縮めると言えます。

 

意見楽そうに見えるデスクワークですが、実は命を削っている仕事かもしれません。

 

 

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1時間のデスクワークで22分寿命が縮む?デスクワークと寿命に関する衝撃の調査結果

デスクワークで寿命が縮むという衝撃の調査結果は、オーストラリアで行われた調査結果です。

 

この調査によると、1日の座っている時間を次の4つのグループに分けて追跡調査したようです。

 

「1日の座っている時間が4時間未満」

「1日の座っている時間が4~8時間」

「1日の座っている時間が8~11時間」

「1日の座っている時間が11時間以上」

 

この調査結果では、「1日の座っている時間が4時間未満」のグループよりも、「1日の座っている時間が11時間以上」のグループの方が2.8年以内に死亡するリスクが40%高いことが分かりました。

 

さらに、これは週に300分以上の運動を心がけても寿命を延ばす効果はなかったとのことです。

 

その他の調査でも、長時間座っている人は糖尿病に罹るリスクが1・91倍、がんで死亡するリスクも1・17倍など、長時間座ることでの健康被害には色々な報告があります。

 

また、25歳以上の成人が椅子に座ってテレビを1時間以上見ると平均余命が22分短くなるとの調査結果もあります。

 

このような調査は、比較する条件を揃えるのが難しいので一概には正しいと言えません。

 

それでも、デスクワークなどの長時間座ることが身体に何らかの健康被害を生むことは間違いなさそうです。

 

ちなみ、喫煙での寿命への影響はタバコを1本吸うと寿命が11分縮むというイギリスの医学誌での発表もあります。

 

単純に比較はできませんが、デスクワークは煙草並みに身体に悪いことから「長時間座ることは新しい喫煙」とも言われています。

 

また、日本人デスクワーカーで非常に多いパターンが、「基本的に座りっぱなしでデスクワーク、立つときは煙草を吸いに行く時くらい」です。

 

これは身体に悪いことしかしていないようなものですので、健康被害は甚大です。

 

 

デスクワークで寿命が縮む理由とは?

デスクワークで寿命が縮む理由としては、いくつかの原因が言われています。

 

主には、次の3つがデスクワークで寿命が縮む原因と言われています。

 

・筋肉を動かさないことによる糖尿病や肥満のリスク増大

・下半身の血流悪化によるエコノミークラス症候群や脳卒中、心筋梗塞などのリスク増大

・下半身の筋力弱化に伴う姿勢不良、呼吸不良による痛みやストレスの増大

 

1つずつ見ていきます。

 

デスクワークでは、筋肉がとにかく動きません。

 

特に本来姿勢を保持するための筋肉が働かないので、筋肉の働きが全般弱まります。

 

これにより、糖尿病や肥満リスクが上がると言われています。

 

これは、単に運動不足という面もありますが、糖代謝に関わるGLUT4という蛋白や、血中の中性脂肪を分解するリポ蛋白リパーゼという酵素の働きが悪くなることも影響していると言われています。

 

また、デスクワークではお尻が常に圧迫されている状態です。

 

お尻周りには、下半身に繋がる血管や神経が多く通っています。

 

この血管が圧迫され続けることで、下半身の血流全体が悪くなります。

 

そうなると、静脈に血栓が出来やすくなります。

 

血栓が肺静脈に詰まればエコノミークラス症候群が起こりますし、血管が詰まる脳卒中や心筋梗塞などのリスクも上がります。

 

また、これらと同じような理由で動かさないことで下半身の筋力不足や柔軟性不足が起こります。

 

これによって姿勢が崩れます。

 

姿勢の崩れによる身体の影響は様々なことがありますが、腰痛や肩こりなどの痛みや身体の不調が増えます。

 

そして呼吸もスムーズに行えなくなり、ストレス増大や睡眠の質の低下が起こります。

 

睡眠時無呼吸症候群なども、呼吸の崩れが原因の1つです。

 

その結果、仕事の作業効率も下がり、より長時間のデスクワークが生まれ、さらに作業効率が下がるという悪循環が生まれます。

 

 

デスクワーク時間を短くする方法とは?

デスクワークの身体への悪影響を知れば、必ずデスクワーク時間を短くする方法が気になります。

 

一番はデスクワークが多い仕事を辞めることですが、現実的には難しいです。

 

最もコントロールが効かないのが仕事でのデスクワーク時間ですので、その他の時間で座る時間を減らすことがすぐにできることです。

 

電車などの移動時間ではなるべく立つ、家では座ってパソコンやテレビを見る時間を減らすなどがすぐできます。

 

特にパソコンとスマホの使用時間は、1日の24時間でもかなりの時間を占めていると思います。

 

仕事中では、極力途中で立ったり身体を動かしたりすることが出来ます。

 

貧乏ゆすりは行儀が悪いですが、貧乏ゆすりは下半身の血流が悪くなったものをどうにか流そうという反応です。

 

貧乏ゆすりがつい出てしまう人は、もうデスクワークでの身体への悪影響がかなりあるサインと思った方がいいです。

 

その他、アメリカでは立ったままパソコン操作をするオフィスもあります。

 

このように、デスクワーク時間を減らす方法があまり少ないですので、別の対策も必要です。

 

 

デスクワークで寿命が縮むことを防ぐ対策方法とは?

デスクワーク時間を減らすことが、現実的にはかなり難しいと言えますし、減らせても8時間以上になってしまうという方も多いと思います。

 

その影響を少しでも減らす方法としては、ストレッチやトレーニングなどの運動です。

 

先ほどのデスクワークで寿命が縮む理由が仮説でしかありませんが、この仮説があっているとすればストレッチやトレーニングで十分対策出来ます。

 

オーストラリアの調査では、運動をしても効果がなかったと言われていますが、そもそも「運動」では定義が広すぎます。

 

糖尿病のリスクや肥満リスク、姿勢の崩れなどはデスクワーク後にしっかりストレッチやトレーニングをすれば改善できます。

 

血栓などの対策はこまめに立つことが必要ですが、お尻やふくらはぎの筋力や柔軟性もあればその影響も少なくなります。

 

具体的なストレッチやトレーニング方法としては、下半身の筋力強化や股関節の動きのトレーニング、骨盤や肋骨周りのストレッチです。

 

長時間座ることで姿勢を支えない為に、下半身の体重を支えるための大きな筋肉が弱化します。

 

そこのトレーニングは必須と言えます。

 

また、同じ姿勢で固まっていることで筋肉の柔軟性は低下します。

 

特に、デスクワークで潰れてくる骨盤や肋骨周りの筋肉の柔軟性は大きく低下します。

 

このあたりの筋肉の柔軟性低下は、呼吸が浅くなるなどの悪影響が出ます。

 

また、座り姿勢は股関節が90度ほど曲がった姿勢です。

 

つまり、股関節が90度曲がる柔軟性が必要ですが、多くの人はこの股関節を90度曲げることが出来ません。

 

股関節をしっかり曲げるには、デッドリフトやスクワットと呼ばれるようなトレーニングが出来る必要があり、全く運動をしていない人にはかなり難しいです。

 

つまり、そもそもきれいに座れるひとが少ないことも、デスクワークが身体に悪影響を与える要因の1つではないかと個人的には思っています。

 

これらのトレーニングやストレッチは、人によって異なる柔軟性や筋力などを考慮して行うことでより安全かつ効果的に行えます。

 

まずは自分の柔軟性や筋力などを詳しくチェックし、オーダーメイドのトレーニングプログラムを作ることが重要です。

 

パーソナルトレーニングでは、このように身体の状態を詳しくチェックしてからオーダーメイドの改善プログラムを行いますので、効果的にデスクワークの身体への悪影響を改善することが出来ます!

 

 

新宿のパーソナルトレーナー 野中

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