2017年第4回WBC日本代表侍ジャパンの抑え投手は?最有力候補・上原浩治投手は侍ジャパン辞退

 

2017年第4回WBC日本代表“侍ジャパン”のメンバーが先行発表されました。

 

その翌日にはアストロズの青木宣親選手が今大会メジャーリーガー招集第一号となり、WBCに向けて機運が高まってきました。

 

ただ、その青木宣親選手の招集が決定した日に、上原浩治投手のWBC出場辞退が発表されました。

 

上原浩治投手は侍ジャパンの抑えとして期待されましたが、抑え投手は侍ジャパンにとって最大の課題です。

 

その課題を埋める最有力候補だった上原浩治投手がWBC出場辞退となり、再びWBC日本代表の「抑え問題」は振出しに戻りました。

 

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上原浩治投手はWBC出場辞退!報道ステーション生出演で発表

上原浩治投手はメジャーリーグでも抑え投手として活躍し、国際大会でも無類の勝負強さを誇っています。

 

北京五輪でも日本代表の抑えを務め、プレッシャーの懸かる場面で簡単に三者凡退に抑えたシーンは印象的です。

 

日本代表では第2回WBCでも抑えが固定できず、ダルビッシュ有投手が急遽抑えに回りました。

 

特に象徴的なのは、2015年のプレミア12です。

 

澤村拓一投手、山崎康晃投手、増井浩俊投手、松井裕樹投手という各球団の抑え投手を擁したものの、結局最後まで誰が抑えかわからず、決勝の最終回のマウンドには則本昂大投手が8回からイニングまたぎで登板しました。

 

その則本昂大投手がノーアウト満塁のピンチを背負うと松井裕樹投手に交代。

松井裕樹投手が押し出し四球を出し、さらに代わった増井浩俊投手が決勝打を浴びる悪夢のような展開でした。

 

2016年11月の強化試合でも、誰が抑えなのかよくわからないまま4試合が終了し、「抑えはメジャーリーガー」が前提なのかと思われました。

 

その最有力というよりも、唯一の候補選手だった上原浩治投手がWBC出場辞退を表明しました。

 

報道ステーションに生出演した上原浩治投手は、WBC日本代表について話を振られると「すいません、お断りしました。」とコメントしました。

 

上原浩治投手自身はWBC出場に前向きでしたが、来季から移籍するシカゴ・カブスが難色を示したようです。

 

42歳で移籍1年目の上原浩治投手をWBCに出場させたくないというのは、当然と言えば当然です。

 

上原浩治投手は昨シ―ズンに怪我で離脱している期間もあり、尚更です。

 

上原浩治投手さえ招集できれば課題の抑えも解決し、世界一奪還へ向けて準備が整うところでしたが、最大の課題が課題のままWBC本番を迎える可能性もあります。

 

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2017年第4回WBC日本代表侍ジャパンの抑え候補投手は?

上原浩治投手のWBC出場辞退で、侍ジャパンの抑え問題は振出しに戻りました。

 

まず、侍ジャパンの抑え候補を相当幅広く見ていくとこうなります。

 

メジャーリーガーから招集する抑え投手

田澤純一投手(マーリンズ)

 

NPBで抑えを務める投手をWBC日本代表でも抑えに起用

中崎翔太投手(広島カープ)

澤村拓一投手(巨人)

山崎康晃投手(DeNA)

松井裕樹投手(楽天)

益田直也投手(千葉ロッテ)

増田達至投手(西武ライオンズ)

平野佳寿投手(オリックスバファローズ)

秋吉亮投手(ヤクルトスワローズ)

田島慎二投手(中日ドラゴンズ)

 

NPBで抑えではないがWBC日本代表で抑えに起用する可能性がある投手

大谷翔平投手(日本ハムファイターズ)

則本昂大投手(東北楽天)

牧田和久投手(西武ライオンズ)

谷元圭介投手(日本ハムファイターズ)

 

有力候補のメジャーリーガー・田澤純一投手の侍ジャパン招集は可能?

この中で最有力候補となりそうなのが、マーリンズに移籍する田澤純一投手です。

 

田澤純一投手は日本のプロ野球を介せず、そのままメジャーリーグに渡って投手です。

 

その入団の経緯でかなりもめて、日本のプロ野球に入らずにメジャーリーグに入った場合は、日本のプロ野球に入る場合ペナルティを科す、通称:田澤ルールなるものが出来ました。

 

その経緯があるのか、上原浩治投手ほどWBC日本代表への待望論が出ませんでした。

というよりも、メディアがあまり取り上げていない印象があり、やはり入団の経緯的に田澤純一投手の招集は難しいのかと思いました。

 

ところが、上原浩治投手のWBC辞退後は田澤純一投手の名前がかなり挙がるようになりました。

 

上原浩治投手の招集が出来ないのであれば、田澤純一投手を侍ジャパンの抑えに起用と言う流れでしょうか。

 

ただ、田澤純一投手の招集には、入団の経緯以外にも障壁があります。

まず、田澤純一投手は来季から移籍するという条件は、上原浩治投手と同じです。

 

第3回WBC日本代表でも移籍する青木宣親選手は招集されず、過去にメジャーで来季移籍という状態でWBC日本代表に招集された選手はいないと思います。

 

さらに、田澤純一投手はリリーフでの経験こそ豊富ですが、クローザーとして1年間投げたことはありません。

 

田澤純一投手の通算セーブ数は302試合登板でわずか4セーブと、クローザー経験という点絵は疑問です。

 

ただ、抑えにするかしないかは置いておいて、招集できるのであればセットアッパーで田澤純一投手を招集して欲しいところです。

 

抑えだけでなくその前も心配な点ではありますので、セットアッパーに田澤純一投手がいれば心強いです。

 

NPBの抑え投手のWBC日本代表侍ジャパンでの抑え起用は?2016年の各チーム守護神の成績とは?

では、田澤純一投手が招集できない、もしくはセットアッパーで起用の場合は侍ジャパンの守護神は誰になるのか?

 

まずは、所属チームで抑えを任されている守護神候補の投手の2016年の成績を見ていきます。

 

中崎翔太投手(広島カープ)3勝4敗34セーブ 防御率1.32

澤村拓一投手(巨人) 6勝4敗37セーブ 防御率2.66

山崎康晃投手(DeNA) 2勝5敗33セーブ 防御率3.59

秋吉亮投手(ヤクルトスワローズ)3勝4敗19セーブ 防御率2.19

田島慎二投手(中日ドラゴンズ) 3勝4敗17セーブ 防御率2.44

松井裕樹投手(楽天)1勝4敗30セーブ 防御率3.32

益田直也投手(千葉ロッテ)3勝2敗14セーブ 防御率1.83

増田達至投手(西武ライオンズ) 3勝5敗28セーブ 防御率1.66

平野佳寿投手(オリックスバファローズ)4勝4敗31セーブ 防御率1.92

 

これはあくまで、2016年の成績だけですが、絶対的な守護神となると選択が難しいです。

 

かつての高津臣吾投手、佐々木主浩投手のような絶対的な抑えは現在のNPBにはいません。

全盛期の藤川球児投手、岩瀬仁紀投手のような投手もいませんので、文句なしで当選の抑え投手はいません。

 

成績だけを見ても、防御率3点台の投手は抑えには怖いです。

また、シーズン途中から抑えを務め、抑えの日が浅い投手も含まれます。

 

秋吉亮投手は既にWBC日本代表入りが決定していますが、抑えは今シーズン途中から経験しただけです。

その為、秋吉亮投手は中継ぎでの代表入りと考えるのが妥当です。

 

田島慎二投手も同じくシーズン途中から抑えで、益田直也投手も過去にも抑えの経験があるものの、シーズンを通して抑えという訳ではありません。

増田達至投手も高橋朋己投手がトミー・ジョン手術を受けて離脱した後の抑え起用です。

 

防御率2点台以下で抑えの経験も重視すると、残るのは平野佳寿投手と中崎翔太投手の2人だけです。

 

平野佳寿投手は抑え歴も長く、セットアッパーでも長く活躍しています。

近年は調子が悪いこともありましたが、今季は防御率1点台ですので候補に入ると思います。

 

中崎翔太投手はセリーグ25年ぶりの優勝に貢献した、広島カープの守護神という勢いもあります。

ただ、抑えは2015年途中からというのと、腰の怪我で11月の強化試合を辞退しているのが気になります。

 

NPBで抑え投手を出すとなると、この平野佳寿投手と中崎翔太投手が候補だと思いますが、個人的には中崎翔太投手を推したいです。

 

今季の安定感で言えば、中崎翔太投手が日本人クローザーではナンバーワンだと思います。

ただ、腰の怪我や経験の浅さ、何より国際経験の浅さを考えれば不安は残ります。

 

2017年第4回WBC日本代表侍ジャパンの抑えにウルトラCは?大谷翔平投手・牧田和久投手・則本昂大投手らもクローザー候補

田澤純一投手の招集も出来ず、NPBの日本人クローザーで不安が残るとなると、WBC“限定守護神”が最終手段です。

 

最終手段の候補として、真っ先に思い浮かぶのが大谷翔平投手です。

 

やはりあのクライマックスシリーズでのDHからの抑え登板で、165キロを記録したあのインパクトです。

 

ただ、大谷翔平投手の抑え経験は実質1試合ですので、経験の乏しさでは他の投手よりも不安です。

 

それでも、それを超える期待があります。

 

大谷翔平投手の起用法はまだ不透明ですが、野手限定でDHでの出場や、先発投手、抑えでの起用と幅は広いです。

 

WBC日本代表での二刀流はどうなるかわかりませんが、抑え限定なら日本ハムの許可も出るかもしれません。

 

ただ、先発投手のメジャーリーガーが大勢招集できれば大谷翔平投手の抑えも考えられますが、メジャーリーガー先発投手が招集できなければ大谷翔平投手は先発で起用したいところです。

 

もちろん、11月の強化試合を見る限りではDHでも使いたいので、出来れば大谷翔平投手以外で抑えを起用したいところです。

 

そうなると、候補は既にWBC日本代表入りが確定している牧田和久投手と則本昂大投手です。

 

則本昂大投手はプレミア12で中継ぎに回り、圧巻のピッチングを見せていました。

そして、守護神不在の大会で3-0の8回をしっかり抑え、そのまま9回もマウンドに上がりました。

 

ノーアウト満塁のピンチで降板しましたが、「たられば」を言うとあのまま則本昂大投手が続投していればどうなっていたか?

もしかしたら勝って優勝していたかもしれません。

 

あの9回を除けば、素晴らしい投球のプレミア12でした。

また、日米野球でパーフェクトピッチを見せたこともあり、国際舞台に強いのも特徴です。

 

9回の1イニング限定で、あの速球を投げ込んでいれば十分侍ジャパンの抑えを任せられそうです。

抑え投手の条件の1つに「三振を獲れる」があると思いますが、則本昂大投手はパリーグで3年連続奪三振王を獲得しています。

 

そういった意味でも、則本昂大投手の侍ジャパンでの抑えは十分あり得ると思います。

 

もう1人が、牧田和久投手です。

牧田和久投手は第3回WBC日本代表でも抑えを務めました。

 

2016年は中継ぎでロングリリーフなど、変わった役割でしたが50試合で7勝1敗32ホールド、防御率1.60の好成績でした。

 

アンダースローの牧田和久投手を初対戦で打ち崩すのは難しいと思いますので、牧田和久投手の抑えもあり得ると思います。

 

その他、宮西尚生投手を抑えで起用する方法もありますが、左の中継ぎは恐らく宮西尚生投手1人ですので、抑えに回すのは現実的ではありません。

 

普段抑えをやっていない投手であれば、則本昂大投手・牧田和久投手が候補だと思います。

 

侍ジャパンの抑えは1月中旬の最終メンバー発表までもつれるか?大会中も抑えを探る可能性も?

現時点では誰が2017年第4回WBC日本代表の抑えかわかりません。

 

候補選手を招集し、状態を見ながら起用する可能性もあり、プレミア12の時のように「抑え誰?」という状態になるかもしれません。

 

第2回でも途中からダルビッシュ有投手が抑えに回って優勝していますので、それで優勝できないということもありません。

 

ただ、ビシッと役割が決まっている方が選手もやりやすいと思います。

 

現時点では、田澤純一投手の招集を目指しつつ、NPB投手でも守護神を決めていくのが現実的だと思います。

田澤純一投手の招集が難しいですが、侍ジャパンの抑えはこうなると思います。

 

本命 田澤純一投手

対抗 則本昂大投手or牧田和久投手or中崎翔太投手or平野佳寿投手

大穴 大谷翔平投手

 

本当は大本命に上原浩治投手がいましたが、招集が出来ない以上他で探すしかありません。

 

メジャーリーガー招集で一気に世界一奪還を目指したいところでしたが、抑え問題は大会中まで尾を引く可能性があります。

 

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