安美錦関左足アキレス腱断裂の怪我か?「ボンと音がした」はアキレス腱断裂の証

 

パーソナルトレーナーの野中です。

 

大相撲夏場所2日目に心配なニュースが入ってきました。

 

西前頭3枚目の安美錦関(伊勢ケ浜部屋)が栃ノ心関との一番で、誤審疑惑の微妙な軍配で黒星を喫しましたが、この取り組みで左足アキレス腱を負傷しました。

 

土俵際で栃ノ心関をいなした際に痛めたようで、安美錦関本人のコメントで

「左足のアキレス腱がボンと音がした。後ろから殴られた感じ。力が入らない。たぶん切れている。」

とありました。

 

・ボンと音がした

・後ろから殴られた感じ

・力が入らない

 

この3つは全てアキレス腱断裂の症状と合致しますので、残念ながらアキレス腱断裂の大怪我であることが濃厚です。

 

 

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アキレス腱断裂をした主な有名スポーツ選手

アキレス腱断裂とは、かなり有名な怪我だと思います。

 

多くの有名さスポーツ選手がこの怪我を負っています。

 

主にバレーボールやバスケなど跳躍(ジャンプ)動作があるスポーツで多い怪我です。

 

そのバレーボールでは、元・女子日本代表の狩野舞子選手が右足のアキレス腱を断裂した2年後に左足のアキレス腱を断裂しています。

 

バスケットボールでは佐古賢一選手がアキレス腱を断裂。

 

その他の競技でも、テニスではクルム伊達公子選手が左足アキレス腱断裂。

 

サッカーでは元日本代表GKの川口能活選手、元イングランド代表でサッカーをあまり見ない日本人でも知っているあのデイビッド・ベッカム選手。

 

野球では2000本安打を達成した、広島カープの前田智徳選手。

 

また、サッカーの審判が試合中にアキレス腱断裂といった例も報告されています。

 

7/20追記

阪神タイガースの西岡剛選手が左足アキレス腱断裂の怪我で負傷交代となりました。

全治は2~3かかかりますので2016年中の復帰は絶望的です。

 

 

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アキレス腱断裂とはどんな怪我?

では、アキレス腱断裂とはどんな怪我でしょうか?

 

「アキレス腱」という名前はかなり有名だと思いますが、これは下腿三頭筋というふくらはぎの筋肉の腱の部分の名前です。

 

筋肉は骨にくっついていて、この筋肉が動くことで骨が動きます。(骨は自分で動きません)

 

その筋肉が骨にくっつく端っこの部分は他の部分よりも固い構造で、少し違う組織になります。

 

その組織が「腱」です。

 

アキレス腱は、下腿三頭筋というふくらはぎの筋肉が踵骨(かかとの骨)にくっつく部分の名前です。

 

このアキレス腱が断裂、つまり切れてしまうのがアキレス腱断裂という怪我です。

 

アキレス腱断裂は、主に下腿三頭筋に急激に強い力が加わった時に起こります。

 

ジャンプ動作・着地・ダッシュなどに多いですが、軽く走っていた時に起こる場合もあり、過度なアキレス腱へのストレスが限界に達した時に断裂する場合が多いように感じます。

 

安美錦関がアキレス腱を断裂した動きも、確かに下腿三頭筋に急激に負荷がかかってはいますが、相撲中によくある動きと言えばよくある動きですので、今までの積み重なった負荷が限界に達して断裂したのではないかと推測できます。

 

また、怪我をした時に「後ろから誰かに蹴られて、振り向いたら誰もいなかった。と思ったら激痛が走った」ということが多くあります。

 

その他「パン」「バン」などと音がしたという場合もあります。

 

そしてふくらはぎに力が入らなくなります。

 

今回の安美錦関のコメントで「ボンと音がした」「力が入らない」「後ろから殴られた感じ」とありましたので、これらはまさにアキレス腱断裂の怪我をした際の特徴と言えます。

 

 

アキレス腱断裂の全治は?安美錦関は手術になるのか?復帰は?

安美錦関がアキレス腱の手術を行うかは、わかりません。

 

アキレス腱断裂の治療として手術で縫合する方法と、手術はせずに治癒を待つ保存療法があります。

 

最近では保存療法も多いようですので、手術をしない可能性もあります。

 

また、ニュースにあるようにアキレス腱の部分断裂であった場合は、手術をしない可能性も高くなります。

 

ちなみにアキレス腱断裂の手術後の一般的な全治の目安は、2~3か月と言われています。

 

保存療法の場合は、1か月程度と言われますが、これはその後のリハビリの状態にもよるのであくまで全治の目安に過ぎません。

 

安美錦関の年齢は37歳。

番付は前頭3枚目。

 

無理はしないでほしいですが、出来れば十両に落ちないで復帰できるのが理想です。

 

無理してアキレス腱の再断裂や、逆足やかばった結果腰や膝などの怪我に繋がるケースも十分に考えられます。

 

先程の狩野舞子選手のように、両足のアキレス腱断裂というケースもありますが、あれはやはり先に痛めた方をかばった結果という可能性も十分考えられます。

 

37歳でのアキレス腱断裂ということで、残りの現役生活への支障は大きいと思いますが、ぜひ復活してあの“業師”の相撲を再び見せて欲しいと思います!

 

 

パーソナルトレーナー 野中

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