中日・小笠原慎之介投手が交流戦開幕投手!左肘遊離軟骨(関節ねずみ)の怪我の状態は?

 

パーソナルトレーナーの野中です。

 

遂に5月31日からプロ野球交流戦がスタートします!

 

例年パリーグが圧倒するイメージが強い交流戦ですが、そのパリーグでも圧倒的な戦力を誇るのが王者ソフトバンク。

 

そのソフトバンクと交流戦初戦で対戦するのが中日ドラゴンズ。

 

ソフトバンクとの交流戦開幕戦に先発するのがなんと高卒ドラフト1位の小笠原慎之介投手(東海大相模)。

 

なんとこれがプロ初登板初先発です。

 

ヤフオクドームでの開催ですので、DH制ありのフルメンバーのソフトバンク打線相手がプロ初登板とは、谷繁監督も恐ろしい采配です。

 

そういえば、岩瀬仁紀投手の左肘痛からの1年ぶりの復帰登板も1死満塁で4番バッターというすごい局面でしたので、よくやる手法なのかもしれません。

 

そんな小笠原慎之介投手の気になる点は開幕前に発覚した「左肘遊離軟骨(関節ねずみ)」の怪我です。

 

てっきり遊離軟骨除去手術をするのかと思いましたが、その後も手術はせず2軍で登板。

 

そして交流戦開幕戦でのプロ初登板初先発となるようです。

 

 

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小笠原慎之介投手の左肘遊離軟骨(関節ねずみ)とはどんな怪我?

小笠原慎之介投手が左肘遊離軟骨(関節ねずみ)の怪我との報道があったのは、2016年2月の春季キャンプ中のことでした。

 

遊離軟骨は野球選手の職業病と言えるくらい、野球選手に多い怪我です。

 

ヤンキースの田中将大投手もこの肘の遊離軟骨除去手術を受けています。

 

その他もオリックスの金子千尋投手など、数多くの投手が遊離軟骨の除去手術を受けています。

今年に入ってでは、小笠原慎之介投手と同じくルーキーの阪神高山俊選手が「肘がロックした」ということで欠場しましたが、右肘の遊離軟骨の影響です。

 

 

遊離軟骨は別名関節ねずみと言われ、肘の中に出来てしまった骨の破片のことです。

 

遊離軟骨が出来る原因は「肘離断性骨軟骨炎」という怪我で、いわゆる「野球肘」です。

 

離断性骨軟骨炎の原因を雑に言えば「投げ過ぎ」です。

もちろん様々な要素が原因としてありますが、投球数過多が最終的な引き金となるケースが多いと思います。

 

小笠原慎之介投手が左肘遊離軟骨と言われたのはプロ入り後ですが、おそらく高校時代からあったのだと思います。

 

肘の遊離軟骨は、肘の中を骨の破片が漂っているような状態です。

 

遊離軟骨が神経に当たれば痛いですが、神経に当たらなければ痛くありません。

 

また、阪神の高山俊選手のように肘がロックする場合もありますが、これも関節の動きを宣言する場所に遊離軟骨がくれば肘の動きを制限します。

 

個人的には、高山俊選手の不調の原因はこの遊離軟骨の影響が非常に大きいと思います。

 

 

そんな遊離軟骨の特徴ですので、痛い時は痛いし悪い時は悪いですが、いい時は特に問題ありません。

 

だから今は小笠原慎之介投手の状態が良い時だと思いますので、交流戦開幕戦に先発してくるのだと思います。

 

ただ、すぐ悪くなる可能性もあります。

 

そう考えると、やはり遊離軟骨除去手術という選択肢が浮かんできます。

 

 

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小笠原慎之介投手は左肘遊離軟骨の除去手術を受けるべきか?

遊離軟骨は放っておいて無くなるものではありません。

 

つまり、一生付きまとう怪我です。

 

ただ、遊離軟骨は手術して除去してしまえば終わりです。

 

靭帯が切れたり、関節唇と呼ばれるようないわゆる軟部組織を損傷したりしている訳ではないので、除去すれば終わりとも言えます。

 

もちろん、再び肘に負担がかかる動きや投球数の過多があれば再び離断性骨軟骨(野球肘)が起こり、遊離軟骨が出来る可能性はあります。

 

ただ、今ある遊離軟骨については、除去すればその影響は終わります。

 

まだ小笠原慎之介投手は18歳ということを今後20年くらいプロ野球の投手をやる可能性があります。

 

中日ドラゴンズのレジェンド・山本昌投手くらい息が長ければあと30年あります。

 

その20年くらいをこの遊離軟骨と付き合いながら投げるよりは、早く除去手術を受けた方がいいと思います。

 

バリバリの主力投手や、年齢も高く残りの現役生活が短いベテラン投手であればシーズンオフに除去手術を受けるという選択肢もあります。

 

実際にトリプルスリーを達成した柳田悠岐選手は、シーズンオフに遊離軟骨除去手術を受けて今シーズン開幕から出場しています。

 

開幕から調子が上がっていない原因は、やはりこの手術の影響もあると思いますので、開幕に無理に合わせなくてもよかったような気もします。

チームもあの状態ですし。

 

小笠原慎之介投手は柳田悠岐選手のように主力選手でチームの優勝を背負う立場ではまだありませんので、1年間リハビリに使ってもいい時期だと思います。

 

何より、長期離脱して肉体改造を図るメリットは先日証明されたばかりです。

 

 

トミー・ジョン手術明けのダルビッシュ有投手のように、小笠原慎之介投手も長期離脱で肉体改造?

ダルビッシュ有投手はトミー・ジョン手術という大怪我から復帰後、怪我後の復帰登板とは思えない投球を見せました。

 

これは、トミー・ジョン手術後のリハビリ期間での肉体改造のたまものです。

 

身体を大きくした悪影響が今後出る可能性もありますが、ダルビッシュ有投手のコメントで、

「野球選手のオフで身体を作る期間は2~3か月しかなく足りない。怪我のリハビリ期間は身体を作る良い期間だった」と言った内容がありました。

 

ダルビッシュ有投手のように身体を大きくしろという訳ではありませんが、まだ18歳の投手が鍛えるべきポイントはいくらでもあるはずです。

 

18歳の小笠原慎之介投手に1年目から1軍の戦力として結果を求めるよりも、20年後も投げられるように今は手術とリハビリ、身体作りの期間に充てた方がいいのでは?と思ってしまいます。

 

また、小笠原慎之介投手の2軍成績から見てもあまりいい状態ではなさそうです。

 

 

中日ドラゴンズ小笠原慎之介投手の2軍成績

小笠原慎之介投手の2軍成績は、ここまでウェスタンリーグで6試合に登板。

うち5試合に先発しています。

 

結果は0勝2敗、防御率は5.47とあまりいい状態には見えません。

最速球速も148キロで、甲子園で出した最速152キロに届いていません。

 

こういったところから考えても、無理に今シーズンでの1軍登板をさせなくてもいいのでは?と思ってしまいます。

 

10/26追記

小笠原慎之介投手が左肘遊離軟骨除去手術を受けることが発表されました。

早いに越したことはないので、いい選択だと思いますがもっと早くてもよかったと思います。

 

 

パーソナルトレーナー 野中

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