睡眠障害対処12の指針⑩十分眠っても日中の眠気がひどい時は専門医へ

 

 

パーソナルトレーナー兼睡眠健康指導士上級の野中です。

 

睡眠障害対処12の指針をご紹介しています。

 

10回目は「十分眠っても日中の眠気が強い時は専門医へ」です。

 

日中の眠気がひどい場合は、「やる気が出ない」「テンションが上がらない」など気持ちの問題として片付けられやすいです。

 

日中の眠気があってもどうにか活動は出来ますし、ただの眠気は誰にでもあるものです。

 

ただ、日中の眠気があまりにもひどい場合は睡眠障害など病気のサインであるなど様々な危険因子が考えられます。

 

 

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日中の眠気がひどい原因とは?単純に睡眠不足のケースも多い

日中の眠気がひどい場合は、様々な原因が考えられます。

 

これは単純に睡眠不足とも考えられます。

この場合は、睡眠の質・量どちらの問題も考えられます。

 

「十分眠っても日中の眠気がひどい」場合は、下記の原因が考えられます。

 

・そもそも十分だと思っている量が間違っている(睡眠に対する認識不足)

・睡眠時間は足りているが、睡眠の質が悪い

・何らかの睡眠障害などの病気の影響

 

適正な睡眠時間は人によって異なり、年齢によっても変化していきます。

 

昼寝などで補填も出来ますので、「何時間眠れば大丈夫」という基準はありません。

 

ただ、大まかな目安としては7~8時間くらいのケースが多く、ほとんどの日本人は睡眠不足と言えます。

 

「私は6時間寝れば大丈夫な人なのに、最近日中の眠気がある。ちょっと疲れてるのかな?」と言う場合は、ほぼ間違いなくただの睡眠不足です。

 

また、睡眠の質も自分では分かりにくいので、基準としては「日中のひどい眠気」があれば、睡眠の質も疑いましょうということになります。

 

 

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日中の眠気がひどいのは、睡眠障害など病気のサイン?

日中の眠気がひどい場合は、睡眠障害などの病気が隠れている可能性もあります。

 

ナルコレプシーといった睡眠の病気もあり、日中にひどい眠気に襲われる病気もあります。

 

また、むずむず脚病や睡眠時無呼吸症候群などの睡眠障害がある場合は、睡眠時間を確保していても睡眠の質が悪く、睡眠不足と同じことになり日中の眠気がひどくなります。

 

こういった場合は、専門医へ受診が必要になります。

 

睡眠外来や心療内科などで診察が可能ですので、思い当たる方は専門医への受診がおすすめです。

 

そして、専門医へいかなければならない理由もあります。

 

 

日中の眠気がひどい場合は病院へ!日中のひどい眠気は交通事故の元

スリーマイル島の事故や、チャレンジャー号の爆発事故などは、睡眠を切り詰めた結果の人為的なミスによる事故と言われています。

 

日本でも、福知山線の脱線事故など大惨事になる事故が睡眠の問題で起こっています。

 

最近でも、車掌が居眠りしてドアを開けるタイミングが遅れたなどの事件が報告されています。

 

日本人の一般的な認識では、「仕事中に居眠り?やる気が無いから減給かクビでしょ?」となりそうですが、この場合は日中の眠気がひどいことが原因と考えられます。

 

つまり、睡眠時無呼吸症候群などの病気によって起こっている可能性が高いです。

 

足を骨折した人に対して、「歩けよ!やる気ないなら減給ね」と言っているのとあまり変わりません。

 

つまり、大元の病気を改善しない限り改善は難しく、また改善しないと大事故に発展します。

 

 

車掌など事故に繋がらないような仕事の人でも、車の運転は要注意です。

 

 

実は、交通事故の発生件数も日中眠気が出やすい時間帯に多く起こっています。

 

また、医療ミスも同様です。

 

 

「日中の眠気がひどい」

 

とだけ聞くとやる気の問題に聞こえますが、人の命にかかわる重大な問題です。

 

こういった症状に心当たりがある方は、必ず専門医を受診してください!

 

また、家族・同僚・友人などが日中の眠気がひどいと訴えていた場合も同様に専門医への受診を強く勧めてください!

 

交通事故などが起こった後では取り返しがつきません。

 

取り返しがつく「日中のひどい眠気」のうちに対処をしましょう!

 

 

パーソナルトレーナー兼睡眠健康指導士上級 野中

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