睡眠障害対処12の指針⑪ 睡眠薬(睡眠導入剤)代わりの寝酒は不眠のもと

 

パーソナルトレーナー兼睡眠指導士上級の野中です。

 

睡眠障害対処12の指針をご紹介しております。

 

11回目は「睡眠薬代わりの寝酒は不眠のもと」です。

 

寝付けない時にお酒で代用することが、昔は多かったと思います。

 

「睡眠薬は危ないから酒の方が安全」といった誤った認識が、このような睡眠薬代わりの酒を生んでいると思います。

 

睡眠薬の危険性はドラマなどで睡眠薬を飲ませて殺人といった内容で植え付けられたイメージだと思いますが、実は死に至るような危険性のある睡眠薬が使われていたのは100年以上前の話です。

 

現在の市販の睡眠導入剤や、処方箋の睡眠導入剤を大量に飲んだところで死に至ることは不可能ですので、ご安心くださいませ。

 

どちらかというと睡眠薬代わりの寝酒の方が身体にとって危険性が高いですので、寝酒を睡眠薬(睡眠導入剤)に変えた方がよっぽど健康的です。

 

 

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睡眠薬を大量に飲んでも死ぬことはありません!

まず大前提で、睡眠薬(睡眠導入剤)を大量に服用したところで死に至ることはありませんのでご安心ください。

 

こういった可能性がある睡眠薬があったのは事実のようですが、もう100年以上も昔の話です。

 

現在の睡眠導入剤は、1日1錠処方のものを数十錠飲んだところで命の危険はありません。

処方箋も1度に4週分くらいが最大だと思いますので、安心です。

 

また、医師の方のブログで「睡眠導入剤数万錠を一度に飲んだらどうなるかわからないが、まずそんなに大量に飲むことが不可能」と書いてあるのを見たことがあります。

 

危険性としては、車を運転する寸前に服用などをしたら危ないと思いますが、寝る前に服用して何か危険が起こることは無いと思います。

 

どちらかと言えば、睡眠薬代わりに寝酒としてアルコールを毎日大量に摂取する方が危険性は高いと言えます。

 

 

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睡眠導入剤よりも危険な寝酒。睡眠の質の悪化や睡眠時無呼吸症候群のリスク

まず、アルコールを摂取すると寝つきは良くなります。

 

これは経験的にも分かる方が多いと思いますし、金曜日の夜の遅い時間の電車に乗ればそれが分かると思います。

 

アルコールの摂取は寝つきがよくなりますが、中途覚醒が多くなります。

 

「自分は途中で起きていないから大丈夫」という方も多いと思いますが、中途覚醒は覚えていないケースも多くありますので自分の記憶は当てになりません。

 

また、睡眠の質が悪くなることも特徴です。

 

覚醒の状態になりますので、睡眠の質が悪くなるのは何となくイメージがつくと思います、

 

睡眠時無呼吸症候群など、睡眠障害もこのようなアルコールの依存と併発して起こるケースも多くあります。

 

特に、睡眠薬代わりの寝酒と睡眠時無呼吸症候群のセットはかなり多いと個人的には思います。

 

 

睡眠薬(睡眠導入剤)は医師の処方箋で受け取りましょう

睡眠薬は安全と言っても、何をどうしたらいいのかわからないと思います。

 

こちらは、専門医の診察を受けて処方箋を出してもらいましょう。

 

症状に合わせた内容で、処方箋を出してもらえます。

 

精神科の睡眠外来や心療内科などで処方箋を出してもらえます。

 

かつては精神科にかかることはかなり心理的なハードルがあったと思いますが、内科や外科と同じです。

 

精神科の待合室と言っても、あばれている人や叫んでいる人がいる訳ではありませんので、至って普通の病院の待合室です。

 

むしろ、落ち着ける音楽やインテリアなど工夫がされているところが多く、普通の内科や外科より過ごしやすい環境かもしれません。

 

個人的にはインフルエンザが流行っている時期に内科を受診する方が、精神科を受診するより怖いし敬遠したいところです、(伝染が怖いです)

 

最近はメラトニン受容体に働きかける睡眠導入剤など、より自然の眠りに近い睡眠を導く為の睡眠導入剤もあります。

 

「精神科にかかったら終わり」などと思うよりも、早く受診して睡眠導入剤を処方してもらった方が断然健康的だと思います。

 

少なくとも、寝酒やりははるかにおすすめの対処方です。

 

 

理想は自然な眠り、でも難しい場合は睡眠導入剤を活用しましょう

もちろん、睡眠導入剤を推奨している訳ではなく普通に眠れるなら普通に眠った方がいいです。

 

自然な眠りに近いと言っても、自然に眠る方が睡眠の質もよいですので、睡眠導入剤が要らないならない方がいいです。

 

ただ、眠れずに過ごしたり寝酒で代用するなら睡眠導入剤を使った方がよっぽど健康的です。

 

まずは睡眠リズムを改善すべく、日中に光を浴びたり食事や運動などを取り入れたり、ブルーライトをカットするなど生活習慣の改善をしましょう。

 

それでも難しければ、専門医へ受診して睡眠導入剤を処方してもらいましょう。

 

 

 

パーソナルトレーナー兼睡眠指導士上級 野中

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