私が栄養士にならなった理由

これはまだ私がパーソナルトレーナーになる前、専門学校の学生だった頃のお話。

 

私がまだトレーナーの専門学生の頃、確か2年生の夏休みだったと思います。

「このままいったら、俺就職先ねーぞ、やべーぞオイ!」

 

と、変な汗をかきながら色々調べては見学に行き、セミナーに行っては先輩トレーナーさんの話を聞き、ということを繰り返しておりました。

 

そこで、やはりこの業界で生きて行く為には、自分の「武器」が必要だと考えました。

 

さてどうしたもんかと考えていましたが、同級生は「柔道整復師」「鍼灸師」「理学療法士」といった医療系の国家資格を取得できる学校に進学予定の人が多く、先輩もそのまた先輩もそういった進路の人が多い状況でした。

 

つまり、こういった進路の人が多い中で「私、国家資格持ってます!」と言っても、周りにたくさんいるからあんまり武器にならないんじゃないかと思いました。

(もちろん、これらの資格がいい悪という話ではなく、あくまで数が多いなと感じていました)

 

で、なんかもっと変わったというか、希少性のあるのはないかと考えました。

希少性もありつつ、かつニーズもあるそんな資格…

割とすぐ見つかりました!

 

栄養士

 

これだ!

トレーナー兼栄養士、しかも男。

あんまりいなそう!

 

というわけで、翌週、栄養士の専門学校へ見学に行きました(笑)

学生のフットワークは軽すぎますね。

 

その専門学校では、運動指導も出来て、栄養指導も出来る人材を育てようという方針があったみたいで、

「まさに思ってた人が見学に来てくれた!」

と、大喜びされました。

さてさて、とんとん拍子でそのまま栄養士になってしまいそうでしたが、色々な方のお話を伺った結果、栄養士にはならず、その後就活をして無事にパーソナルトレーナーとして働き出したわけですが、今思うと、これは大正解。

 

私は、栄養士にはならない方が良かったと思います。

もちろん、これも栄養士がいい悪いではなく「私は」ならなくてよかったと思います。

 

この「色々な方にお話を伺う」過程で、有名な方に滅茶苦茶なアポで突撃訪問させて頂きましたが、改めて考えても、あんな突撃で親身に話を聞いてくださって、本当にありがたかったです。

 

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パーソナルトレーナーとしての強みの源泉は過去にある?

私が栄養士を取ろうと思った動機としては、「希少性がありそう」というだけでした。

 

男性でトレーナー兼栄養士

 

これなら、独自路線で行けるのでは?

と思っただけでした。

 

栄養に対するこだわりも、思いも別にありません。

そして、こんなことを言うと日本人女性のほぼ全員を敵に回しそうですが(笑)、私は「ダイエット」というものをしたことがありません。

 

もっと言うと、太っていたことがありません。

 

生まれた時が身長50㎝で体重3300g。

身長と体重の関係でいうと、この時が一番太っていたと思います。

それ以降、太っている写真も記憶も記録も何もありません。

 

むしろ今は、いかに体重を増やすか?という点で食事を摂っています。

もし私が痩せようと思ったら、簡単です。

 

太る努力全てを辞めればいいだけです。

そして、これといったアレルギーもなければ、食べ物の好き嫌いも特にありません。

何かこの食品がいいと思えば、簡単に摂れます。

 

つまり、栄養や食事に関することで、特に困った経験がありません。

これが、私が栄養士にはならなくてよかった理由です。

 

もちろん、専門分野の知識があればその役目は務まります。

ところが、そこに対する思いや実際に困っている方への共感は、どうしても弱いと思います。

「理解」は出来ても、「共感」は出来ないと思います。

 

思いのある分野で、資格を取ろう!

つまり、パーソナルトレーナーの資格を活かして強みに繋げるのであれば、そこに強い思いや動機がある方がいいと思います。

もちろん、何か過去のトラウマみたいな、強烈な理由がある必要はないと思います。

 

なんか楽しそう、興味がある。

それくらいでもいいと思います。

 

なんか希少性が出そうだから取っとくか、くらいの動機では本気でその分野で頑張っている方には、たぶん勝てないと思います。

ですので、強みを付けるには、

 

「何か思い入れのある分野」

「強い興味のある分野」

「自分が元々その分野で困っていた分野」

 

などがいいと思います。

 

度重なるケガで辛いリハビリを経験した。

とても太りやすい体質で、かなり頑張って痩せた。

先天的に身体の問題がある。

一見不利なものでも、実はそれがパーソナルトレーナーとしての強みの源泉になるのでは?

あくまで、一人の意見ですが、こういった観点で資格を選ぶといいかなと思います。

 

自分で専門家になるか、それとも…

さて、結局こうして栄養士にはなりませんでした。

 

ですが、実はこの時その分野のすごい方に相談をしに行っていました。

というよりも、正確に言うと押し掛けに言った感じですが(笑)

そんな相談?をさせて頂いた時に、今でもとても印象に残っているアドバイスを頂いたので今回はその話です。

 

パーソナルトレーナーに必要な能力は多岐にわたるので、その全てを得ようとすると莫大な時間がかかります。

そして各分野で超一流になれたらベストですが、それも時間的にかなり難しいのである程度何かに特化する方が多いように思います。

 

例えば治療の分野に特化したり、「足」に特化したり「サッカー」に特化したり…

その切り口も、分け方も様々です。

 

もちろん究極はリハビリも出来て、姿勢の改善も出来て、不定愁訴の改善も出来て、パフォーマンスアップもストレングスも出来て、栄養も心理もバイオメカニクスも得意で、柔道整復師と鍼灸師と理学療法士とATCと管理栄養士の資格を持っていて、野球・サッカー・テニス・バドミントン・アメフト・水泳が得意ですみたいなパーソナルトレーナーが強いですが、現実的には難しいですよね。

 

資格だけで20年くらいかかりそうです(笑)

ところがこれが可能な方法があります。

それが頂いたアドバイスになります。

 

トレーナーとしてやっていくために栄養士になった方がいいかを伺ったところ、最終的に言われたことは

 

「キミが栄養士にならないで、栄養士と組んで仕事すれば?」

 

まぁ、よく考えたら当たり前ですね。

栄養士になるのに数年かかり、さらにその能力を伸ばすのに膨大な時間がかかります。

 

でも、栄養士と組むのはすぐ出来ます。

もちろん、組んで何かをするには自分に他の能力が必要です。

そして、組むというのは簡単ですがそういった組織を作り、広げ仲間を集めるのは相当大変です。

ただ、自分が全部の能力を高めるよりはきっと早いと思います。

 

自分の能力を高めつつ、さらに自分にはない能力で特化したトレーナーと組んで仕事をする。

それが出来れば、先ほどの不可能なことも可能なチームが出来ると思います。

 

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パーソナルトレーナーの資格
記事執筆者情報
この記事を書いた人
パーソナルトレーナー中谷圭太郎

東京の東中野・落合にあるパーソナルトレーニングスタジオhc-life代表トレーナー。スタジオ経営、パーソナルトレーニングレッスンの傍ら、公式ブログを中心にトレーニングや健康に関する情報を発信中。

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