今回は、パーソナルトレーニングの対象年齢についてです。
パーソナルトレーニングというと若い人向けのもの、アスリート向けのものというイメージを持っている方も多いと思います。
しかし、パーソナルトレーニングは老若男女問わず利用できるサービスです。
むしろ高齢者ほどパーソナルトレーニングの方が安心して受けられると思います。
そんなパーソナルトレーニングと年齢層に関する解説です。
パーソナルトレーニングの年齢制限は原則ない
結論から言えば、パーソナルトレーニングを受ける年齢はいくらでも適応可能です。
私の経験で言えば、一番低くて小学校2年生、一番高くて90歳(大正生まれ)の方のパーソナルトレーニングを担当させて頂いたことがあります。
もっと下、もっと上の方も担当したことがある方もいらっしゃると思います。
それは、以前お伝えさせて頂いたパーソナルトレーニングのメリット・デメリットから考えれば当然と言えば当然です。
ただ、年齢に応じて考えなければならないこともあります。
小学生のパーソナルトレーニング
小学生でもパーソナルトレーニングは有効だと思いますが、注意点もあります。
まず、小学生がパーソナルトレーニングを受ける場合は子供から受けたがるということはほとんどないと思います。
小学生が受ける場合は、「親」が受けさせたいということが一番だと思います。
もちろん、それ自体は素晴らしいことですが子供が好き好んできていないケースもあります。
その為、小学生など小さい子供の場合は「楽しく」ないと続きません。
ひたすらに楽しくですが、パーソナルトレーニングのメリット・デメリットでもあったように楽しくの場合は「グループレッスン」の方が有効かもしれません。
ただ、パーソナルトレーニングでも遊び要素を交えて楽しさに比重を置くことも可能です。
もちろん、効果的・安全というメリットを活かしたままですが。
最近は「体育の家庭教師」などもあるようですので、今後も子供のパーソナルトレーニングは増えていくと思いますしそうなるとパーソナルトレーナーとしても嬉しいですね!
高齢者のパーソナルトレーニング
高齢者のパーソナルトレーニングのリスクは何といっても、「安全性」です。
高齢者の方全員という訳ではないですが、大小の差はあれ何らかの「既往歴」があるはずです。
パーソナルトレーニングではオーダーメイドで出来る為、安全性は高いですがリスクがゼロなわけではありません。
運動をするならばケガのリスクはゼロにはなりませんし、疾患や既往歴があればそのリスクは当然増えます。
私は高齢者の方のパーソナルトレーニングでは、特に「安全性」と「効果」の順番を意識します。
この2つは相反すると言えば言い過ぎかもしれませんが、高い効果を狙う場合リスクが伴う場面も少なくありません。
「効果を狙えばやりたいが、少しリスクもある」
という場合は、高齢者の場合は確実に「安全性」をとります。
かなり石橋を叩くような場合でも、基本は安全性をとります。
その為、長期間で少しずつ改善という方向性になりますがリスク管理を考えるとそちらが一番だと思います。
逆に、若くて働き盛りの方ですと忙しい場合が多いので、「短期間で詰めて改善。その後はメンテナンスがてらたまにお越し頂く」という場合もあります。
どのような場合でも、お客様の既往歴や運動レベル・仕事の忙しさや性格などに合わせて行えるのがパーソナルトレーニングのメリットです。
それを最大限活かせば、子供から高齢者まで利用できる素晴らしいコンテンツだと思っています!
パーソナルトレーニングとは?の解説はこちら

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