ストレッチで得られる効果とは?ストレッチの効果をパーソナルトレーナーが解説

 

「ストレッチは身体に良さそう」というイメージは多くの方が持っていると思います。

 

ところが、「ストレッチの何が身体に良いのか?」

「ストレッチの効果は何か?」

 

ということはあまり知られていないと思います。

 

身体に良いという表現が正しいかわかりませんが、ストレッチで得られる効果はたくさんあります。

 

ただ、ストレッチは万能ではありません。

 

他のトレーニングなどと組み合わせることで、ストレッチの効果はより出ますので、まずはストレッチでどのような効果を得られるかをみていきましょう!

 

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ストレッチの効果とは?

ストレッチの効果には様々なものがあります。

ストレッチの主な効果としては次のようなものです。

 

・柔軟性の向上

・疲労回復

・リラックス効果

 

また、ストレッチで柔軟性が向上することで副産物として次のような効果も期待できます。

 

・スポーツの競技力向上

・肩こりや腰痛などの身体の不調

・姿勢改善

・スタイル改善

 

ストレッチの効果①柔軟性の向上

ストレッチの効果としては、柔軟性の向上があります。

これはまさにイメージ通りの効果だと思います。

 

ストレッチで筋肉を伸ばすことで、筋肉が伸長して柔軟性が上がります。

筋肉は本来伸び縮みをする組織ですが、同じ姿勢で居続けるなどの負担がかかると上手く伸びなくなります。

 

その上手く伸びなくなった筋肉をストレッチすることで、元の柔軟性を取り戻すことができます。

昔から身体がかたいという人でも、赤ちゃんの頃からかたかった訳ではありません。

 

本来持っているはずの筋肉の柔軟性を取り戻すことが、ストレッチによって得られる効果の1つです。

 

ストレッチの効果②疲労回復

ストレッチの効果としては、疲労回復の効果もあると言われています。

筋肉をストレッチすることで、血流が良くなり血中の疲労物質が押し流されると言われています。

 

運動後にストレッチをしましょうと言われる理由が、この疲労物質の除去です。

ただ、交代浴などでも血流を促して疲労物質の除去は可能とも考えられます。

 

激しい運動の後には、ストレッチに限らず身体のケアをすることが疲労回復を早めて、怪我を予防することに繋がります。

 

ストレッチの効果③リラックス

先ほどの疲労回復と近いですが、ストレッチによってリラックス効果を得られます。

 

ストレッチと脳波の研究では、ストレッチをすることでアルファ波が増加し副交感神経系が働きやすくなると言われています。

 

リラックス状態を簡単に言うと、交感神経が働くと興奮状態で、副交感神経が働くとリラックス状態と言えます。

 

つまり、ストレッチによって副交感神経が働くことで、リラックスできると言えます。

 

寝る前にストレッチをすることで睡眠の質が上がるというのは、このリラックス効果を元に言われています。

 

ただ、ストレッチには種類がいくつかあります。

 

先ほどの疲労回復効果やリラックス効果は、スタティックストレッチ(静的ストレッチ)と呼ばれるストレッチ方法です。

 

反対の動的ストレッチでは、リラックス効果などは得られませんので、ストレッチの種類を理解して行うことが重要です。

 

ストレッチの種類の詳しい解説はこちらから

 

ストレッチの効果④スポーツの競技力向上

ストレッチの効果として、スポーツの競技力向上があります。

これは、ストレッチによって柔軟性が上がった結果として得られる効果です。

 

スポーツの競技力向上となると、リラックス効果があるスタティックストレッチとは反対に、動的ストレッチが効果的です。

 

特に、ウォーミングアップとして行うとスポーツパフォーマンスの向上や怪我の予防に繋がります。

 

ストレッチの効果⑤肩こりや腰痛などの身体の不調

ストレッチの効果として、腰痛改善や肩こり改善などの身体の不調改善の効果があります。

 

これもストレッチで柔軟性が向上した結果、得られる効果です。

 

ただ、これらの身体の不調は柔軟性不足だけで起こっている訳ではありません。

柔軟性不足と同時に筋力不足や動きの癖の変化など、様々な要因が合って身体の不調として症状が出てきます。

 

「ストレッチをしても腰痛が良くならない」というケースは実は非常に多く、それは柔軟性不足が腰痛の原因ではないか、柔軟性不足であってもストレッチをすべき筋肉が違うかのどちらかです。

 

これは、先に身体の柔軟性や筋力をしっかりとチェックしてから行わないと、効果が出ません。

それどころか逆効果になる可能性もあります。

 

身体の状態の詳しいチェックには、パーソナルトレーニングが効果的です。

 

パーソナルトレーニングとは?パーソナルトレーニングの詳しい解説はこちらから

 

ストレッチの効果⑥姿勢改善・スタイル改善

ストレッチの効果としては、姿勢改善やスタイル改善も挙げられます。

 

こちらも、ストレッチによって柔軟性が向上した結果得られる効果です。

 

姿勢の崩れは、筋肉のバランスの崩れで起こります。

筋肉のバランスの崩れとは、簡単に言えば「硬すぎの筋肉」と「弱すぎの筋肉」によって起こります。

 

弱い筋肉はトレーニングで鍛え、硬い筋肉はストレッチで伸ばすことで筋肉のバランスを改善出来ます。

 

その為、姿勢改善やスタイル改善にはストレッチが有効と言えます。

ただ、先ほどの肩こりなどの身体の不調改善と同じく、ストレッチだけで改善することは難しいです。

 

ストレッチだけでなく、トレーニングも組み合わせることで効果的に姿勢改善やスタイル改善をすることができます。

 

ストレッチをしても姿勢が変わらなかったという場合は、肩こりなどと同じく柔軟性不足ではなく筋力不足の原因が大きいか、柔軟性を上げるべき筋肉をストレッチ出来ていなかったのかいずれかです。

 

パーソナルトレーニングで姿勢を改善する方法の詳しい解説はこちらから

 

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ストレッチは効果がない?

ストレッチは効果が無いと言われることもあります。

ただ、先ほど挙げたような効果はストレッチで期待できるものです。

 

それでもストレッチで効果が出ないと言われる理由は大きく2つあります。

 

1つはストレッチが正しく出来ていない場合です。

ストレッチでは狙った筋肉をしっかり伸ばすことで正しい効果を得られます。

 

ただ、人間は硬い筋肉を伸ばさないような動きをします。

これが、代償動作と呼ばれるものです。

 

硬い筋肉を伸ばすのは痛いし動かしにくいので、動きやすい他の筋肉を使って動かそうとします。

そうすると、一見同じような動作でストレッチをしていても、その効果は半減どころか全くない場合もあります。

 

正しい方法でストレッチをするのは、我流では意外と難しいものです。

 

ストレッチにダイエット効果は無い?

2つ目のストレッチで効果が出ない原因は、ストレッチに過度な効果を求められる場合です。

 

特にストレッチによるダイエット効果を求められることがありますが、基本的にはストレッチをしたから痩せるという効果はありません。

 

ダイエットは食べたものの総カロリーと、消費したカロリーの差が重要です。

その他、腸内環境の改善やむくみの改善など、様々な要素で痩せるか太るかが決まります。

 

「ストレッチによって可動域が広がった結果、カロリー消費が増える」という考え方もありますが、個人的にはその効果は決して大きくはないと思います。

 

それよりも、食事の改善や有酸素運動などの方がダイエット効果は高いと思います。

特に食事は重要で、ダイエットの8割~9割は食事改善という考え方もあります。

個人的にも、それが正しいと現段階では考えています。

 

「ストレッチをしているのに全然痩せない」

という方は、まずは食事の改善が必要な場合が多いと思います。

 

パーソナルトレーニングでダイエットをする流れの解説はこちらから

 

ストレッチの効果はストレッチの種類によって異なる

ストレッチによる様々な効果をご紹介しました。

ただ、重要なことはストレッチの効果はストレッチの種類によって異なるということです。

 

リラックス効果を得られるのはスタティックストレッチという反動を付けないストレッチですし、スポーツの競技力向上となるとダイナミックストレッチなどの動的ストレッチが有効です。

 

ストレッチの種類によってやり方も異なりますので、「ストレッチ」と一言でくくるのはかなり大雑把です。

 

ストレッチで得たい効果、ストレッチをするタイミングや自身の運動レベルなどによって最適なストレッチ方法も変わります。

 

また、ストレッチの効果を得られるのは正しい形でストレッチを出来ればの話です。

代償動作という逃がすような動きによって、ストレッチの効果は大きく下がってしまいます。

 

まずはストレッチの効果を知り、ストレッチの種類を知る。

そして正しい形で目的に合わせたストレッチを行うことが重要です。

 

ぜひご自身に合ったストレッチ方法を身に付けて、効果的なストレッチを行ってください!

 

ストレッチの種類一覧はこちらから

 

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