ピラティスの原則③センタリングの原則

ピラティスの原則をシリーズでご紹介しています。

ピラティスの原則3回目は、「センタリングの原則です」

センタリングと言ってもサッカーのセンタリングではなく、”中心”という意味です。

 

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ピラティスの原則、センタリングの原則とは?

ピラティスの原則「センタリングの原則」はピラティスの本ではこのように紹介されています。

 

全ての動きは、安定した身体の中心から作られます。

ジョセフ・H・ピラティス氏はこの中心のことを「パワーハウス」と呼び、両肩と両腰からなる長方形部分を指します。

 

PHIピラティスマットインストラクター ピラティスマットワークスより抜粋

 

これは、今で言えば「体幹」と呼ばれる部分になります。

日本でもここ数年で「体幹トレーニング」と呼ばれるものが注目されましたが、その100年以上前からピラティスさんは体幹=パワーハウスの重要性を説いていたんですね。

 

この体幹ですが、定義はものによって若干異なります。

ピラティスで言うパワーハウスとは、両肩と両腰からなると言われていますのでいわゆる胴体部分にあたります。

長方形の4つの端が、それぞれ右肩・左肩・右腰・左腰となります。

 

一般的な体幹トレーニングで起こりやすい誤解

さて、ここで少し「体幹トレーニング」についてですが、体幹トレーニングのイメージですと胴体部分をガチガチに固めて動かないように耐えるトレーニングというイメージが強いと思います。

これも立派な体幹トレーニングですが、体幹トレーニングの要素の1つでしかありません。

 

これは体幹の使い方で言うと「剛体化」といい、文字通り剛体化させがっちり固めて動かなくさせる状態です。

これはどんな場面で必要かというと、例えばラグビーやアメフトのような「コンタクトスポーツ」と呼ばれるスポーツで必要になります。

 

ラグビーでは身長180㎝・体重100キロを超えるような大男が、50m6秒台で突っ込んできてタックルします。

もはや交通事故レベルの衝撃ですが、この時は身体をしなやかに使うというよりは剛体化をさせて突っ込みます。

また、スクラムなどぶつかる瞬間もやはり剛体化をさせておきます。

そうしないと簡単に吹っ飛ばされてしまいますので、こういったコンタクトスポーツでは、体幹の剛体化のトレーニングは必須になります。

 

ピラティスは安定しながらスムーズに動く

では「ダイエットしたい」「腰痛を治したい」といった方にとって、この剛体化の機能がそこまで必要かと言えば、そんなに必要ではありません。

 

どちらかというと、「体幹を安定させながらもスムーズに動く」といったことが必要になります。

前置きが長くなりましたが、ピラティスで必要なのはこのような体幹の安定です。

 

つまり、ガチガチに固めるのではなく安定させながらもスムーズに動かすということですので日常動作に近くなります。

 

その為、お腹の引き締めや腰痛などの改善にも効果的と言えます。

ピラティス=体幹を鍛えるといったイメージもたまに持たれますが、これはこのセンタリングの原則から考えて正解と言えます。

ただ、がっちり固める体幹トレーニングではなくしなやかに動かしながらの体幹トレーニングになりますので、少しイメージは違うかもしれません。

 

次回は、そんなしなやかな動きに繋がる「フローの原則」についてご案内させて頂きます。

 

パーソナルトレーナー兼ピラティスインストラクター 野中

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ピラティス
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この記事を書いた人
パーソナルトレーナー中谷圭太郎

東京の東中野・落合にあるパーソナルトレーニングスタジオhc-life代表トレーナー。スタジオ経営、パーソナルトレーニングレッスンの傍ら、公式ブログを中心にトレーニングや健康に関する情報を発信中。

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