スタン・ワウリンカ選手、腰痛の怪我で楽天ジャパンオープン欠場!代わって錦織圭選手が初の第1シードで出場へ
日本で開催される唯一のATPワールドテニスツアー「楽天ジャパンオープン」で、錦織圭選手が第1シードとして出場します。
本来は全米オープンで錦織圭選手を破り、決勝でノバク・ジョコビッチ選手も破り優勝したスタン・ワウリンカ選手が第1シードのはずでした。
ところが、スタン・ワウリンカ選手は腰痛の怪我を理由に楽天ジャパンオープンを欠場しました。
これによって、錦織圭選手が繰り上げされる形で第1シードとなりました。
さらに、リオ五輪銀メダルのファンマルティン・デルポトロ選手も体調不良で欠場となり、錦織圭選手の楽天ジャパンオープン2年ぶり優勝に追い風です。
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スタン・ワウリンカ選手は腰痛の怪我で楽天ジャパンオープンを欠場。リオ五輪も腰痛で欠場
スタン・ワウリンカ選手は、背中の怪我を理由に楽天ジャパンオープンを欠場すると発表されました。
背中の怪我とのことですが、恐らく腰痛だと思います。
スタン・ワウリンカ選手はリオ五輪も腰痛で欠場しています。
その後の全米オープンでは、コンディションを戻して優勝しています。
準決勝で錦織圭選手、決勝でノバク・ジョコビッチ選手を破っての優勝でした。
この2試合でのスタン・ワウリンカ選手の強さは、さすがでした。
錦織圭選手も全米オープンの準々決勝でアンディ・マレー選手を破ってのベスト4進出でしたが、スタン・ワウリンカ選手の前に敗れてしまいました。
ただ、スタン・ワウリンカ選手は慢性腰痛を抱えているのか、度々腰痛でツアーを欠場しています。
スタン・ワウリンカ選手の腰痛の種類や症状は特に発表されていません。
ただ慢性腰痛症を抱えているのであれば、腰の筋肉が原因で起こる筋筋膜性腰痛症などが疑われます。
また、単純にツアーの過密日程を嫌ってこの楽天ジャパンオープンを欠場した可能性も考えられます。
ATPツアーの過密日程は度々問題になりますが、全試合を万全のコンディションで挑めるかというと非常に難しいです。
その為、ある程度絞って参加する必要があります。
日本への移動の負担、全米オープンを決勝まで戦った疲労、持病の腰痛など様々な要素を踏まえた欠場だったのかもしれません。
また、ファンマルティン・デルポトロ選手も楽天ジャパンオープンを欠場しています。
ファンマルティン・デルポトロ選手は、体調不良が欠場の理由ですが、こちらも過密日程などが原因かもしれません。
デルポトロ選手は、手首の怪我で度々長期離脱を強いられてきました。
デルポトロ選手の手首の怪我はおそらくTFCC損傷の怪我だと思います。
デルポトロ選手は左手首だけで3度の手術を経験し、右手首も手術を受けています。
ただリオ五輪で復活して銀メダルを獲得、その後もデビスカップでアルゼンチン代表として活躍し、少し休みが必要なタイミングでの楽天ジャパンオープンだったと思います。
錦織圭選手が繰り上げとなり第1シードで出場!2年ぶり優勝へ初の第1シード
スタン・ワウリンカ選手の楽天ジャパンオープンを欠場受けて、世界ランキング5位の錦織圭選手が第1シードで出場となりました。
錦織圭選手は、初の第1シードで楽天ジャパンオープン出場となります。
錦織圭選手は、会見でのコメントで「デルポトロ選手が欠場するのはちょっと助かった」と言っています。
こういうコメントを正直にするところが、錦織圭選手のコメントの面白いところですが、確かに怪我でランキングが下がっていてドローのどこに入るか分からないデルポトロ選手は恐怖以外の何物でもありません。
この怪我でランキングが下がったせいで、リオ五輪の初戦でノバク・ジョコビッチ選手と対戦することになりました。
錦織圭選手はリオ五輪で銅メダルを獲得していますが、仮にデルポトロ選手と対戦するドローだったらどうなっていたかは分かりませ。。
また、錦織圭選手はスタン・ワウリンカ選手には勝ったことがありますが、デルポトロ選手にはまだ勝ったことがありません。
ノバク・ジョコビッチ選手、アンディ・マレー選手、ラファエル・ナダル選手、ロジャー・フェデラー選手といったいわゆるBIG4に勝ったことがあるものの、デルポトロ選手にはいまだ勝っていません。
そういった戦績もあり、デルポトロ選手の欠場は「助かった」のかもしれません。
ただ、楽天ジャパンオープンは日本での戦いとは言え、れっきとしたATPワールドテニスツアーの1つです。
ATP500としっかりポイントがつくので、有力選手が参加しています。
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錦織圭選手の楽天ジャパンオープンの相手は?準決勝でチリッチ選手・決勝でモンフィス選手か?
錦織圭選手は世界ランキング5位で第1シードですが、世界ランキング上位選手が楽天ジャパンオープンには多く出場しています。
そこで気になるのが、楽天ジャパンオープンでの錦織圭選手の対戦相手です。
1回戦はアルマグロ選手が予定されていましたが、急遽アルマグロ選手の体調不良により、IMGアカデミー時代の同僚ドナルド・ヤング選手との対戦に代わりました。
第1セットを落とすまさかの展開でしたが、逆転で錦織圭選手が1回戦を突破しています。
続く2回戦では、ジョアン・ソウザ選手と対戦します。
その後の対戦相手の予想では、準々決勝でダビド・ゴフィン選手、準決勝でマリン・チリッチ選手、決勝でガエル・モンフィス選手との対戦が想定されます。
いずれも世界ランキングTOP10くらいの選手ですが、錦織圭選手にはぜひ勝ち上がって楽天ジャパンオープン2年ぶり3回目の優勝を飾って欲しいと思います。
10/5追記
錦織圭選手は楽天ジャパンオープン2回戦で左臀部の怪我が理由で途中棄権となりました。
第1シードで優勝の期待がかかりましたが、まさかの棄権で終わりました。
錦織圭選手の怪我の状態次第では、ツアーファイナル欠場の可能性もあります。
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