オリックス糸井嘉男選手の阪神FA移籍の人的補償は金田和之投手に決定!

 

オリックスからFA宣言し、阪神タイガースに移籍が決定していた糸井嘉男選手。

 

その人的補償選手を阪神タイガースが選択した結果、金田和之投手のオリックスへの移籍が決定しました。

 

阪神タイガースが作成したプロテクト名簿28選手から漏れた中から、金田和之投手が選ばれました。

 

プロテクト名簿は公開されるものではなく、どのようなリストから選んだかわかりませんが、オリックスは中継ぎ投手を選択しました。

 

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糸井嘉男選手の人的補償は金田和之投手に決定!鳥谷敬選手らベテランはプロテクトか?

糸井嘉男選手がFA宣言で阪神タイガース移籍が決定後、人的補償選手が誰になるかが注目されていました。

 

阪神タイガースは過去に人的補償で2選手が移籍しています。

 

2007年には新井貴浩選手のFA移籍で、広島カープに赤松真人選手が移籍しました。

 

赤松真人選手は今も広島カープで活躍、FAで獲得した新井貴浩選手も大幅減俸の末広島カープに復帰、その後2016年にセリーグMVPを獲得する復活ぶりでした。

 

2011年にはロッテから小林宏之投手を獲得した際に、高濱卓也選手がロッテに移籍しています。

小林宏之投手は既に引退し、高濱卓也選手は現役でロッテでプレーしています。

 

つまり、この2件のFA移籍で現在は阪神タイガースには誰も在籍しておらず、人的補償で放出した選手は移籍先で元気にやっているという皮肉な結果になっています。

 

一番元気なのが、新井貴浩選手というのがまた皮肉です。

 

糸井嘉男選手は35歳という年齢ですが、「超人」と呼ばれる身体能力を誇るので阪神タイガースでもある程度の活躍は見込まれていますが、今シーズン終盤は怪我でDHでも出場するなど不安は残ります。

 

そして今回の糸井嘉男選手のFA移籍で人的補償選手となったのが、金田和之投手です。

 

オリックス側が、「鳥谷級でも外れれば取りに行く」と心理戦を展開した~かどうかわかりませんが、阪神側はベテラン選手をプロテクトしたとの噂もあります。

 

アキレス腱断裂の怪我をした西岡剛選手、高額年俸の鳥谷敬選手などはプロテクト漏れしてもオリックスが本当に獲得したかは微妙なところです。

 

ただ、ベテランをプロテクトさせて若手を獲得したのならばオリックスの狙い通りかもしれません。

 

ただ、正直阪神タイガースとしてはもっと大きな「出血」を伴う糸井嘉男選手のFA移籍を覚悟していたはずです。

 

岩田稔投手、歳内宏明投手、榎田大樹投手、秋山拓巳投手、松田遼馬投手などもプロテクト漏れしていた可能性もありますし、この投手全員のプロテクトは恐らく28名の枠の関係で無理です。

 

個人的にはオリックスが左投手狙いで榎田大樹投手あたりが候補かと思いましたが、金田和之投手は予想外という反応が多いようです。

 

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人的補償で移籍の金田和之投手とはどんな投手?金田和之投手の個人成績は?

その人的補償でオリックス移籍が決定した金田和之投手とは、どのような投手なのでしょうか?

 

金田和之投手は2012年に大阪学院大学から阪神タイガースにドラフト5位で指名され、2017年はプロ5年目となります。

 

2014年には主に中継ぎで40試合登板を記録し、先発勝利を含む5勝を挙げて防御率は3.61でした。

 

しかし、2015年は10試合登板で防御率7,45、2016年は6試合で防御率6.00でした。

ただ、2016年は2軍に28試合登板で防御率2.72です。

 

オリックスはウェスタンリーグで阪神タイガースとも対戦します。

人的補償選手を決める会議では、2軍監督の田口壮監督も参加したとのことですので、直接見ている田口監督の意見で「戦力になる」と判断したかもしれません。

 

ただ、個人的に気になるのは金田和之投手の怪我です。

 

金田和之投手はルーキーイヤーの2013年のキャンプから右肩のリハビリで出遅れ、プロ初登板は2014年です。

 

この怪我の詳細は分かりませんが、肩の怪我は非常に長引くことが多いです。

 

そういう意味で、2016年ドラフト会議の目玉選手だった田中正義投手も肩の怪我があるので少し心配です。

 

金田和之投手はプロ初登板を飾った2014年は、40試合登板で活躍しました。

 

しかし、2015年は10試合登板でしたので、この時ももしかしたら肩の怪我が影響していたかもしれません。

 

その肩の状態が非常に気がかりですが、2軍で見る限り大丈夫そうということで判断したと思います。

 

ただ、40試合登板レベルの中継ぎ投手を獲得出来たと考えれば、オリックスとしては大きな補強です。

そして、オリックスからするとただ金田和之投手を獲得出来た以外にもメリットはあります。

 

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オリックスは金田和之投手獲得だけでなく金銭も獲得。4億円近い利益?

オリックスは糸井嘉男選手のFA移籍の保証で人的補償を選択しました。

 

FA移籍の場合は、金銭を選択するか人的補償を選択するかを選べます。

 

岸孝之投手が楽天へ移籍した西武ライオンズは、プロテクト漏れした選手でニーズに合う選手がいなかったということで、金銭を選択しました。

 

西武が獲得するのは、旧年俸の80%で約1億8000万円と推定されています。

これは、岸孝之投手がランクAの予想での話です。

 

FA移籍の場合は、旧チームの中で年俸が日本人の中で1位~3位がランクA、4位~10位がランクB、11位以下がランクCです。

 

ランクAの場合、人的補償を選択すると人的補償選手+旧年俸の50%、金銭のみの場合は旧年俸80%です。

ランクBの場合は、人的補償を選択の場合は人的補償選手+旧年俸の40%、金銭のみの場合は旧年俸の60%です。

 

つまり、人的補償の場合も金銭は発生します。

 

糸井嘉男選手の今季の推定年俸は2億8000万円で、チーム内ランクは4位と推定されています。

ちなみに、1位は金子千尋投手で5億円、2位は中島宏之選手で3億5000万円、3位は平野佳寿投手で3億円と推定されています。

 

この推定がかなりアバウトな金額と言われていますので、少し違えば糸井嘉男選手のランクはAの可能性もあります。

 

仮にこの推定年俸が合っているとすると、オリックスは阪神タイガースから金田和之投手を獲得し、さらに旧年俸の40%に当たる1億1200万円を獲得します。

 

さらに、糸井嘉男選手の2億8000万円の年俸が無くなり、代わって入る金田和之投手の推定年俸が1400万円です。

 

この差額が2億6600万円ですので、先ほどの金銭保証をプラスすると3億7800万円のプラスです。

 

つまり、実質の構図は「糸井嘉男選手」対「金田和之投手+3億7800万円」のトレードとも言えます。

 

これのどちらがいいかというと、来季以降の糸井嘉男選手と金田和之投手の活躍次第です。

 

糸井嘉男選手と金田和之投手の成績が今年と同じなら、やっぱり糸井嘉男選手に残ってくれていた方が良かったとなります。

 

糸井嘉男選手が怪我であまり出場できず、金田和之投手が40試合くらい中継ぎで登板してくれれば、お金も入ってラ結果オーライだったと言えます。

 

また、オリックスがこの浮いた4億円近いお金をどう使うかも注目です。

 

既に他のFA選手は移籍先が決定していますが、もしかしたらメジャーから川崎宗則選手が日本に帰ってくる可能性もあります。

 

また、来季のFA移籍では中田翔選手が目玉選手ですし、大物外国人を獲得することもできます。

 

オリックスに川崎宗則選手や中田翔選手が移籍するかは別ですが、糸井嘉男選手のFA移籍でそういった補強につぎ込める資金をオリックスが獲得したと言えます。

 

この移籍成功か失敗か、全ては来季以降の糸井嘉男選手と金田和之投手の活躍次第です。

 

人的補償選手で移籍した選手は、近年活躍している選手が多いです。

 

そういった意味でも、金田和之投手の活躍に期待が集まります。

 

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