五郎丸歩選手右肩鎖関節脱臼の怪我で手術成功!肩鎖関節脱臼とは?

ラグビーの世界最高峰リーグスーパーラグビーのレッズに所属する日本代表・五郎丸歩選手が、21日のサンウルブズ戦で右肩鎖関節脱臼の怪我を負っていました。

その五郎丸歩選手が、27日自身のツイッターで右肩鎖関節脱臼の怪我の手術が無事成功したことを報告しています。

 

まずは手術が無事成功して一安心ですが、今期絶望でこのままレッズを退団することは確実となっています。

また、6月の日本代表での3試合も欠場が確実です。

 

今後は、フランス1部リーグ「トップ14」のトゥーロンへ移籍が噂されています。

そんな五郎丸歩選手が怪我をした右肩鎖関節脱臼の怪我とはどんな怪我なのでしょうか?

 

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肩鎖関節脱臼の怪我とはどんな怪我?

肩鎖関節脱臼の怪我は、その程度によって症状も全治も手術をするか否かも様々です。

肩鎖関節脱臼の怪我とは、専門的な視点で言うと「何らかの外傷によって肩関節の一部である肩鎖関節が正常な位置から逸脱してしまうこと」といった説明になります。

 

脱臼とは、簡単に言えば肩の衝撃が加わって肩の骨がずれたり靭帯が切れたりする怪我です。

この靭帯や骨の損傷具合で、肩鎖関節脱臼の重症度が分かれます。

 

脱臼の分類方法も色々あり、「肩鎖関節捻挫」「肩鎖関節亜脱臼」「肩鎖関節脱臼」などと分ける場合もあります。

 

また、typeⅠ・typeⅡ・typeⅢと分ける場合もあり、これは靭帯の損傷具合で分かれます。

 

五郎丸歩選手の右肩鎖関節脱臼の怪我は、手術をするレベルの怪我でした。

 

そこから考えれば、肩鎖靭帯・烏口鎖骨靭帯といった靭帯損傷(靱帯断裂)が起こっている大きな怪我であると推測できます。

 

靭帯断裂となると、修復手術が必要になります。

 

これはもうすぐ復帰登板となるダルビッシュ有投手が、肘の内側側副靭帯を損傷し、その再建手術(トミー・ジョン手術)を受けるのと同じです。

 

肩鎖関節脱臼の怪我はラグビー選手に多い怪我

肩鎖関節脱臼の怪我の特徴としては、ラグビー選手に圧倒的に多い怪我と言えます。

 

これは、肩鎖関節脱臼の怪我をする理由を見れば明らかです。

 

肩鎖関節脱臼の怪我が起こる理由は、肩の外側を強く打ち付けることで起こります。

 

一般人でも、自転車やバイクで転倒して肩から落ちたりすると、この肩鎖関節脱臼の怪我を追うことがあります。

 

ラグビーの場合は、相手選手とぶつかる(コンタクト)ことが日常茶飯事です。

 

タックルで相手選手とぶつかった瞬間や、逆にタックルを食らって転倒して肩から落ちた時など、ラグビーでは様々な場面で肩鎖関節脱臼の怪我を負うリスクがあります。

 

 

実際に五郎丸歩選手が右肩鎖関節脱臼の怪我を負ったシーンも、自ら相手選手にタックルにいき、右肩からぶつかった際に怪我をしています。

 

これは当たり方や当たる時の肩のポジションなど様々な要因がありますが、全力で走っている相手に全力でタックルに行っていますので、このような怪我のリスクはラグビーという競技の特性上常に付きまといます。

 

同じくサッカーやバスケットボールなどのコンタクトスポーツではよく起こる怪我です。

 

五郎丸歩選手の復帰時期・肩鎖関節脱臼の怪我の全治は?

気になる五郎丸歩選手の手術からの復帰時期ですが、全治は3か月ほどかかると思われます。

つまり、レッズでの残り試合に出場することは難しく、やはりレッズをこのまま退団することは間違いなさそうですし、6月の日本代表での3試合もやはり欠場です。

 

気になるのは、その後の移籍にどう影響するかです。

 

既に、日本のヤマハ発動機の雇用形態を変えたというニュースもあり、フランス1部リーグの「トップ14」トゥーロンへの移籍が噂われています。

トゥーロンと言えば、サッカー男子リオ五輪代表メンバー候補が戦っているトゥーロン国際大会の舞台です。

 

その五郎丸歩選手のトゥーロンへの移籍ですが、この右肩鎖関節脱臼の怪我と手術が影響する可能性はあります。

なにしろ、肩鎖関節脱臼の怪我の厄介なところは怪我の再発リスクの高さです。

 

手術が成功したとはいえ、右肩鎖関節脱臼の怪我の際に右肩の靭帯や軟部組織と呼ばれるその周辺の組織も損傷しています。

 

つまり、手術後は再び脱臼をしやすい状態になっています。

それを再発しないように、これから五郎丸歩選手のリハビリが始まる訳ですが、どれだけリハビリをがんばっても肩鎖関節脱臼前と肩鎖関節脱臼後では脱臼のリスクはやはり上がります。

 

チームからすると当然ですが、選手が怪我をしてしまえば試合には出られません。

つまり、手術は契約をためらう大きな要因となります。

 

ただ、個人的に不幸中の幸いだと思ったのが肩鎖関節脱臼怪我で手術をしたのは右肩だったということです。

「固定点と動作点」という考え方からすると、五郎丸歩選手の最大の長所であるキックの精度に左肩の固定が大きな影響を及ぼします。

 

つまり、左肩の怪我がキックにも影響し、五郎丸歩選手の最大の長所を奪う可能性があるからです。

とは言え、怪我は怪我ですので一刻も早い回復と順調なリハビリを願うばかりです。

 

日本でラグビーが最も注目されている時期で、その立役者である五郎丸歩選手の1日も早い復帰と、トゥーロンへの移籍決定に期待しています!

 

6/13追記

五郎丸歩選手と同じく、ラグビー日本代表の田中史朗選手も右肩脱臼の怪我で代表を負傷離脱となりました。

五郎丸歩選手も田中史朗選手も日本代表のスコットランド戦は欠場となりそうです。

 

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コメント

  1. BUNTA より:

    判り易い解説をありがとうございます。

    自身も20年前NZでのRUGBYでモールから弾き出されて肩を強打。

    診断結果は肩鎖間接脱臼でした。軽傷だったのか(言葉の問題も
    有り)手術はせず保存療法で治し、痛みはなくなったのですが、
    両肩のラインから右の鎖骨が飛び出した状態で、今でも遠目には
    右肩が落ちている様に見えて、格好悪いです…。

    今さらですが、見た目を改善する方法はございますか。

    前十字靱帯再建術も両膝手術しており、素人への手術の説明には
    膝のトミージョン手術だ!!と説明していたのは、あながち間違え
    では無かった事も判明し、安心しました。

    有名選手が同じ怪我をしてしまい、記事になると自分の怪我と重ね
    人に自慢してしまう自分がいたりします。

    (怪我はして欲しくないのですが…五郎丸選手の復帰を願ってます)

    • パーソナルトレーナー中谷圭太郎 keitarononaka より:

      BUNTA様

       コメントありがとうございます。
      肩鎖関節脱臼に両膝前十字靭帯断裂ですか?

      かなりの怪我をお持ちですね。

      前十字靭帯再建手術は膝のトミー・ジョン手術で説明は間違っていないと思います!

      鎖骨が飛び出た状態ですが、細かく見てみないと何とも言えないのが正直なところです。

      ただ、痛みが無く動きも出ていればやりようはあると思います。

      20年前の怪我ということを考えると、骨の変形等がみられるかもしれません。

      骨のリモデリングと言いい、骨が生まれ変わるまで約2年かかりますので、骨の変形を治すには2年かかって少し改善程度の効果です。

      ただ怪我の影響で筋肉のバランスが崩れて姿勢が崩れているのであれば、これは数ヶ月で十分改善可能だと思います。

      おそらく両方の影響があると思いますので、お近くのパーソナルトレーナーへ依頼すれば改善は可能だと思います!

      パーソナルトレーナー 野中