ダルビッシュ有投手トミー・ジョン手術から復帰登板で158キロ5回1失点投球!トミー・ジョン手術の常識は通じない?

 

パーソナルトレーナーの野中です。

 

やはりダルビッシュ有投手にトミー・ジョン手術の常識は通じませんでした。

 

右肘トミー・ジョン手術からのメジャー復帰登板となったパイレーツ戦。

 

「とりあえず投げられればOK」の復帰登板で、ダルビッシュ有投手は圧巻の投球でした。

 

最速158キロで5回3安打1失点7奪三振。見事勝利投手となりました。

 

「9番打者にタイムリーを打たれて1失点」で若干物足りなさを感じてしまうあたり、「トミー・ジョン手術明けの復帰登板」という感覚がおかしくなっていると思います。

 

このパイレーツ戦は85~90球をめどに降板ということが決まっていましたが、予定通り5回を終わった時点で81球に達し、降板しました。

 

 

 

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トミー・ジョン手術からの復帰登板でほぼ自己最高球速を記録!今シーズン中に160キロか?

トミー・ジョン手術後に球速が上がるケースはありますが、その一方で復帰できない投手も数多くいることもまた事実です。

 

ただ、トミー・ジョン手術後に最高球速を更新するのは通常トミー・ジョン手術から復帰2年目です。

 

トミー・ジョン手術(肘内側側副靭帯再建手術)とはどんな手術?

 

トミー・ジョン手術からの復帰登板でいきなり自己最高球速レベルの投球を見せるのは、やはりダルビッシュ有投手にはトミー・ジョン手術の常識が通じなと言えると思います。

 

ダルビッシュ有投手のトミー・ジョン手術前のメジャーでの最高球速は159キロと言われています。(スピードガンの誤差はあると思いますが)

 

この日のトミー・ジョン手術からの復帰登板の最高球速は158キロ。

 

つまり、トミー・ジョン手術からの復帰登板で既に球速を自己最速レベルに戻しているということです。

 

トミー・ジョン手術を受けた投手は、

まずは「再び投げられるか?」が問題で、

次いで「どれだけ今までの投球に戻せるか?」という段階です。

 

アメリカのトミー・ジョン手術の研究では、トミー・ジョン手術から復帰後10試合以上に登板できる確率は69%という研究結果もあります。

 

つまり、トミー・ジョン手術から復帰するだけで大変なところ、ダルビッシュ有投手の復帰登板はそういう感じではありませんでした。

 

きれいさっぱり元通りでトミー・ジョン手術前の投球をしている感じです。

むしろ、その筋肉はトミー・ジョン手術前よりも明らかに大きくなっています。

 

 

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トミー・ジョン手術からの復活というよりも強靭な筋肉で生まれ変わったダルビッシュ有投手

ダルビッシュ有投手は、トミー・ジョン手術後のリハビリ期間に体重を増加。

 

体重107キロになってトミー・ジョン手術から復活しています。

 

これには賛否両論ありましたが、今のところ「否」の意見は黙るしかありません。

 

ダルビッシュ有投手は球速もアップして、マイナーの調整登板からいきなり156キロ(実は160キロ説もあります)を記録しています。

 

トミー・ジョン手術で再建した右肘内側側副靭帯へのストレスが、筋肉が大きくなったことで増しているのでは?とも考えられます。

 

しかもトミー・ジョン手術では、手首の腱を肘へ移植する手術です。

 

つまり、その再建した代わりの靭帯が今まで通りに働く保証もない中でさらに内側側副靭帯へストレスを増やしたらと考えると、危険性は高いと言えます。

 

実際に、トミー・ジョン手術後に再度肘の内側側副靭帯を断裂し、再びトミー・ジョン手術を受けるという投手もいます。

 

トミー・ジョン手術を受けた日本人投手一覧

 

ダルビッシュ有投手は「靭帯を守る筋肉も鍛えているから大丈夫」ということで、それは問題ないとコメントしています。

 

今のところ「仰る通りです」としか外野は言えませんね(笑)

 

 

ダルビッシュ有投手の「トミー・ジョン手術からの完全復活」はまだこれから

とは言え、まだダルビッシュ有投手はトミー・ジョン手術から復帰登板を果たしただけです。

 

トミー・ジョン手術後に10試合以上登板できる確率は69%と言う報告がありましたが、その10試合登板にまだ到達していません。

 

さらに、復帰登板後に肘に痛みが出る可能性もあります。

 

マイナーで5試合登板したとはいえ、やはりメジャーでの復帰登板となると身体へのストレスは違うと思います。

 

トミー・ジョン手術後は登板間隔を空けたり、投球数を制限したりするケースがほとんどです。

 

トミー・ジョン手術からの復帰登板となったパイレーツ戦も81球でマウンドを降りています。

 

と言っても、メジャーでは100球をめどに降板が普通ですので、トミー・ジョン手術の影響がなくてもあと1イニングで降板だったのでそこまで大きな影響ではないと思います。

 

ここから徐々に投球数の制限もなくなり、100球近くを投げていくと思います。

 

そこで問題なく投げられ、痛みもなく球速もコンスタントに最高球速150キロ後半を出していれば、「ダルビッシュ有投手のトミー・ジョン手術からの完全復活」となると思います。

 

 

ダルビッシュ有投手の次回登板は6月4日マリナーズ戦か?中5日での登板

ダルビッシュ有投手の次回登板は、6月4日(現地時間6月3日)のマリナーズ戦では?と言われています。

 

そうなると中5日での登板ですので、そこまで登板間隔が空くわけではありません。

 

もちろん、肘に何らかの問題が起こったり、肩など他の部位に問題があったりすれば次回登板はスキップされると思います。

 

次回も何の問題もなくこのマリナーズ戦に先発し、また85~90球ほど投げて勝利投手。

 

奪三振もしっかり取って、球速も159キロ!いや160キロ!

となった場合は、もう本格的に「ダルビッシュ有投手にトミー・ジョン手術の常識は通じない」と言えると思います。

 

ただ、これで肘を痛めて再度DL(故障者リスト)入りとなれば、

「だからあんなに急いで復帰するから」

「だからあんなにボディービルダーみたいに身体を大きくするか」

という雑音が入ってきます。

 

もうここまできたらダルビッシュ有投手のトミー・ジョン手術からの完全復活、

そして160キロを記録してシーズン途中からの復活で2桁勝利くらいの意味のわからないトミー・ジョン手術からの復活劇を期待したいと思います!

 

6/9追記

ダルビッシュ有投手はトミー・ジョン手術後復帰登板3戦目で右肩の張りが理由で緊急降板しています。

あくまで大事を取った緊急降板ですが、心配なニュースです。

 

パーソナルトレーナー 野中

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