睡眠障害対処12の指針⑫睡眠薬は医師の指示で正しく使えば安全

 

パーソナルトレーナー兼睡眠健康指導士上級の野中です。

 

睡眠障害対処12の指針をご紹介しています。

 

最終回の12個目は「睡眠薬は医師の指示で正しく使えば安全」です。

 

前回の「睡眠障害対処12の指針⑪睡眠薬代わりの寝酒は不眠のもと」でもご紹介しましたが、睡眠薬に対する誤解は未だ強いと思います。

 

実際には処方箋で出される睡眠薬で危険なことが起こるとは考えにくく、正しく使えば健康的に睡眠の改善に繋がります。

 

もちろん普通の睡眠の方がいいのは間違いないですが、無理に睡眠薬を拒んで寝酒などをするよりは睡眠薬を飲んで眠った方がよっぽど健康的です。

 

 

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一定時刻に飲んで就寝すれば睡眠薬は安全

睡眠薬の誤解に一番影響を与えているのは、テレビドラマなどだと思います。

 

探偵もののドラマなどで、「睡眠薬を飲ませて殺害」といったシーンがあると思いますが、これは現代では不可能です。

 

大昔にそういったことが可能な睡眠薬もあったようですが、それは100年以上前の話です。

 

現在の処方箋の睡眠薬を、容量を大幅に超えて飲んだところで死に至るような危険性はありません。

 

むしろ寝酒で浅い睡眠で眠る方が、睡眠時無呼吸症候群などのリスクが上がります。

 

睡眠時無呼吸症候群は、イビキがうるさいおじさんがなるやつと軽視されがちですが命にかかわる病気です。

 

これは「睡眠障害対処12の指針⑨激しいいびき・呼吸停止・足のむずむず感は要注意」でもご紹介していますが、この場合は専門医の受診が必要です。

 

寝酒が多い人に睡眠時無呼吸症候群は多いとされていますので、こういった方はすぐに専門医の受診を強く勧めます。

 

ご自身の命だけでなく、日中の眠気から交通事故など無関係の周りの人と巻き込む可能性もありますので、少しでも寝酒で睡眠時無呼吸症候群の疑いがある人は即刻専門医を受診してください!

 

 

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睡眠薬とアルコールの併用は禁止。お酒を飲んだら睡眠薬も飲まない

睡眠薬が安全とは言え、よくない飲み方もあります。

 

用法容量を守ることは当然ですが、一番危険なのがアルコールとの併用です。

 

これは実は睡眠薬に限らずどの薬でも同じですが、アルコールの摂取によって薬の効き方が変わってしまいます。

 

寝酒が習慣化している人は睡眠薬を処方されていてもついついアルコールも摂取してしまいがちです。

 

とは言え、全くアルコールを摂取するなと言う話ではありません。

 

アルコールと一緒に睡眠薬の服用はNGというだけですので、たまにはアルコールも飲みつつ基本は睡眠薬を服用してしっかり眠るべきです。

 

睡眠薬の服用は眠る直前や30分前位となっている場合が多いと思います。

 

薬の効果が出るまで多少時間がかかりますが、それでも1時間などはかかりません。

 

睡眠薬の服用後は出歩かずに就寝しておきましょう!

 

 

睡眠薬はボケるという噂はウソ!

睡眠薬を処方しようとすると、特に年配の方は拒絶反応を示す方がいます。

 

睡眠薬はボケるから飲まない!ということのようですが、睡眠薬を飲んだらボケるという根拠は何もありません。

 

むしろ慢性的な不眠の方が圧倒的に危険です。

 

睡眠不足で身体に起こる不具合ならいくらでもあります。

 

日中の眠気が強く活動的に過ごせなければ、それこそボケます。

 

睡眠薬を飲んだらボケるという噂を信じて睡眠薬の服用を拒否し、不眠を続けるよりは睡眠薬を服用してしっかり眠った方がよっぽどぼけません。

 

根拠のない噂に振り回されず、適度に正しく睡眠薬を活用した方が健康的です。

 

ただ、当然ですが睡眠薬を服用した睡眠と通常の睡眠のどちらがいいかと言われれば、圧倒的に通常の睡眠の方がいいです。

 

睡眠薬の服用はあくまで補助的な役割で、睡眠薬の服用プラス生活習慣の改善で徐々に自然に眠れるようにしていき、最終的には睡眠薬が不要な睡眠習慣を身に付けることが理想です。

 

睡眠薬は一時的なサポートで睡眠を改善し、最終的には自然の眠りを導く。

 

これが理想的な睡眠障害対処の方法と言えます。

 

 

パーソナルトレーナー兼睡眠健康指導士上級 野中

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