パーソナルトレーニングの考え方トレーニングピラミッド②アスリート編

 

前回は、パーソナルトレーニングの考え方ということで、トレーニングピラミッドをご紹介しました。

トレーニングピラミッドはこちらの図のように、下から順に改善していきましょうという考え方です。

 

パフォーマンスピラミッド

 

 

前回は運動不足の方が運動を始めるパターンをご紹介しましたが、今回はアスリートのトレーニングを考えていきましょう!

 

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アスリートのパーソナルトレーニング

アスリートも、いきなりアスリートになる訳ではありません。

 

小さいころから、そのスポーツに打ち込んでアスリートになると思います。

 

部活を思い浮かべて頂くと分かりやすいですが、練習内容は技術練習が中心になると思います。

 

もちろん、筋トレしたり、走ったりもありますし、チームや個人によってバラバラですが、個人的な感覚としては、どうしても技術練習中心は否めないと思います。

 

先程のピラミッドに戻ってみると、当然ですが技術練習は一番上の「競技特性に合わせたトレーニング」です。

 

つまり、一番上ですので、その下の土台が無い状態でやれば、なかなか上達もしにくいし、ケガのリスクも高まると言えます。

 

例えば、ゴルフの選手で考えてみましょう。

 

 

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ゴルフのパフォーマンスをパーソナルトレーニングで上げるには?

ゴルフの場合、スイングをざっくり言えば「身体を捻る」動きです。

 

パーソナルトレーナーの視点で言えば、股関節の回旋動作、胸椎の回旋動作、重心の移動、などなど色々な動きが合わさって動いています。

 

最終的には、ゴルフクラブを持ってスイング、実際にボールを打つ練習が必須です。(そうしないと上手くなりようがないですね)

 

ところが、このトレーニングピラミッドで考えると、その前に「姿勢・アライメント」を整える必要があります。

 

ゴルフの場合、最初は両足に体重が乗っていて、その後後ろ足に重心が移り、最後は前足に重心が移ります。

 

この時、姿勢が崩れ、そもそもスタート時点から左足に過剰に重心が乗っていたら、スムーズにスイングが出来るでしょうか?

 

また、股関節の可動域が不十分な状態で、ゴルフのスイングを繰り返しても、正しい動きは出ずに、パフォーマンスも上がりません。

 

また、代償動作で股関節の代わりに腰椎の過剰な動きが出てしまえば、腰の痛みやケガにも繋がります。

 

また、筋持久力が無い状態では、スイングを何度も反復練習する事も出来ず、崩れた状態で練習を繰り返しても、正しいフォームは身に付きません。

 

そのような観点から、トレーニングピラミッドで考えるとアスリートでもまずは姿勢・アライメントの改善スタートする必要があります。

 

これは、マラソンでも、野球でも、サッカーでも何でも同じだと思います。

 

片足で身体を支えられないマラソンランナー、手が上までキレイに上がらないピッチャー、股関節の可動域が低下して、脚が上がらないサッカー選手。

 

全てがパフォーマンスの低下、障害リスクの向上に繋がります。

 

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パフォーマンス低下やケガをトレーニングピラミッドで考える

また、逆に考えるとケガが多い、パフォーマンスが思ったよりも上がらないなどの問題がある場合に、「競技特性に合わせたトレーニング」つまり、技術練習だけでの改善は難しいと言えます。

 

ピラミッドの下へ戻って、姿勢・アライメントや、コアの機能などから改善していくと、パフォーマンスが改善されたり、ケガのリスクが減ったりという効果も期待できます。

 

そんな形で、運動初心者からアスリートまで幅広く使える考え方の、トレーニングピラミッド。

 

パーソナルトレーナーとして覚えておいて損はない考え方だと思います。

 

パーソナルトレーナー 野中

 

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