今回おすすめの資格は、DNSエクササイズコースになります。
分類としては、「パーソナルトレーナーとして成長する為」の資格になります。
パーソナルトレーナーとして必須の資格ではありませんが、パーソナルトレーニングを進めるうえでの感じです。考え方として知っておくと役に立つ知識が得られます。
そんなDNSについてご紹介です。
DNSエクササイズコースとは?
DNSとは、Dynamic Nuromuscular Stabilization の略です。
日本語にすると、「動的神経安定化」になります。
DNSの考え方では、赤ちゃんの動きを元に、動作の質を改善するといった考え方になります。
筋力を鍛えるというよりも、「動きの質」にこだわります。
重りを使う場合もありますが、どちらかというと動作をやりやすくする為に必要な適切な負荷というイメージですので、強化の為のウェイトではありません。
赤ちゃんは、最初は仰向けの状態ですが、徐々に回旋が出来るようになり、横向きやうつ伏せの動作を加え、その後4つばい姿勢をとって移動の範囲が広がります。
その後、つかまり立ちなどを経て「立つ」という動作が可能になります。
この過程の動作を元にしたトレーニングを行うことで、動きの質を改善させていきます。
また、ファンクショナルジョイントセントレーションという考え方が非常に分かりやすく、モビリティ・スタビリティの向上に非常に有効です。
DNSの考え方を活かしやすいスポーツ
DNSは、赤ちゃんの動きをベースにしていますので、当然ですが人間の動き全般の改善に期待が出来ます。
その為、姿勢の改善や動き全般の改善に繋がりますので、肩こりや腰痛・ひざ痛などの改善も見込めます。
また、スポーツのパフォーマンスの向上も見込めますが、DNSでは特に「回旋動作」の改善に効果的なアプローチが多くあります。
ゴルフ・テニス・野球・サッカーなど、身体の回旋を多く伴うスポーツのパフォーマンスアップに効果的です。
パーソナルトレーナー目線で言うと、これらのスポーツの動きの評価にも活かしやすいものです。
DNSをトレーニングに取り入れているアスリート
DNSを取り入れているプロ選手も多いですが、テニスでは代表的なのはロジャー・フェデラー。
日本の錦織圭選手もDNSトレーニングを取り入れています!
超一流の歴代でも名を残すスーパープレイヤーですが、フェデラーはDNSのエクササイズを若いころから取り入れていたそうです。
第1線で長く活躍するには、やはりケガが少なく、身体への負担が少ない動作で高いパフォーマンスを発揮する必要があります。
そういった観点で考えると、DNSのエクササイズの効果はフェデラーの活躍に十分寄与していると思います。
私も、せっかくDNSを学びましたので、自身でもテニスをプレーして実験してみたいと思います!
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