先日のチャンピオンズリーグ準々決勝のヴォルフスブルク戦でハットトリックを達成し、レアルマドリードを逆転勝利に導いたクリスティアーノ・ロナウド選手。
チャンピオンズリーグのハットトリック数が5回目となり、歴代1位のリオネル・メッシに並びました。
ここ数年、メッシとロナウドの活躍ぶりは異常ですね。
異常すぎてこれが普通になっているのがまた異常ですね。
クリスティアーノ・ロナウド限界説を黙らせる活躍。ジダン監督も特別な選手と称賛
今年はクリスティアーノ・ロナウド限界説も囁かれましたが、それを黙らせるには十分すぎる活躍でした。
ジダン監督も「クリスティアーノは特別な選手」とコメントしています。
そんな異常なレベルのクリスティアーノ・ロナウドには、異常な伝説があります。
それが、「毎日オレンジジュースを4ℓ飲んでいる」という伝説です。
アスリートの健康法やトレーニング法はよく脚色されたり、話が大きくなったりして広まることが多いので、真偽の程はわかりません。
こういうのは有名税ということで、クリスティアーノ・ロナウドが毎日オレンジジュースを4ℓ飲んでいる体で、どのような影響があるかを見ていきましょう!
オレンジジュースを4ℓ飲んでも吸収できない?
まずは日本人の食事摂取基準2010年版を見てみましょう!
これによると、ビタミンCの日本人男性の摂取目安は1日100mgとなっています。
もちろん、クリスティアーノ・ロナウド選手は日本人ではなくポルトガル人です。
そして超一流アスリートですので、多少これとは差があると思います。
ちなみにオレンジジュースを4ℓ飲むと、濃縮還元の場合は約1600mg、50%オレンジジュースでも800mgくらいになります。
※オレンジジュースのものによって差はあります
つまり、どう見ても過剰摂取です(笑)
さらに、ビタミンCは体内に長時間あるものではありません。
これもデータによって差はありますが、2~6時間くらいで尿と一緒に体外へ排出されます。
よく「1日分のビタミンC」といった感じで売られている商品もありますが、一度に1日分を摂取してもすぐ体外へ出てしまいます。
クリスティアーノ・ロナウド伝説では、夕食でオレンジジュースを4ℓ飲んでいる説がありますので、そうすると過剰もいいところですね。
ビタミンCの過剰摂取の影響は?
栄養素は不足する場合の問題はよく言われますが、過剰摂取も問題です。
特に最近はサプリメントなどの影響で、以前なら過剰摂取が不可能だったようなものまで過剰摂取可能になってきています。
ビタミンCのサプリメントを大量に摂取して、尿が真っ黄色になるのは、過剰摂取の影響です。
※ちなみに、風邪で寝込んでいる時に過剰摂取レベルで摂っても尿があまり黄色くならないということはよくあります。
身体の状態によって、必要な量は違うのですね。
ビタミンCの過剰摂取による影響は、下痢や腹痛などの言刺激症状が起こると言われています。
もし、毎日オレンジジュースを4ℓ飲んでいるとしたら、お腹がピーピーになっている可能性が高いです。
そう考えると、たぶんクリスティアーノ・ロナウドが毎日オレンジジュースを4ℓ飲んでいるはウソだと思います(笑)
あるとすれば試合後などでかなり疲労の蓄積した状態の通常よりもビタミンCが必要な状態で、その時に4ℓくらい必要で飲んでいるのかもしれません。
喫煙者や受動喫煙者はビタミンCが大量に必要になるので、過剰なくらい摂取しても大丈夫との情報もあります。
ただ、クリスティアーノ・ロナウドが喫煙者ということはさすがにないと思います。
サッカー選手であれだけ走って喫煙者というのは、考えにくいですからね。
以上、クリスティアーノ・ロナウドがオレンジジュースを4ℓ飲んでいる伝説の検証でした!
アスリートの健康法・トレーニング法の伝説を見ていくのも面白そうですね。
大体盛られていると思いますが(笑)
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