外側半月板損傷とは?外側半月板損傷の症状・原因・全治・リハビリなどをパーソナルトレーナーが解説

 

パーソナルトレーナーの野中です。

 

スポーツ中に多い怪我について解説しています。

 

こちらのページでは、外側半月板損傷についてご紹介します。

 

外側半月板損傷とは、膝にある半月板の1つである外側半月板の損傷です。

 

膝には左右にそれぞれ内側半月板と外側半月板があります。

 

同時に両方を損傷することは少なく、「半月板損傷」と言われる場合も外側半月板損傷か内側半月板損傷のどちらかです。

 

外側半月板損傷は、内側半月板損傷よりは頻度は少ないですがスポーツ中に多い怪我の1つです。

 

 

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外側半月板損傷とは?

外側半月板損傷とは、膝の組織の1つである外側半月板を損傷する怪我です。

 

膝の怪我はスポーツ中に起こりやすい怪我の1つですが、膝の怪我と言っても種類は多いです。

 

その中で、膝半月板損傷の怪我もよく起こります。

 

膝の半月板は左右の膝にありますが、その左右の膝それぞれに2つずつ半月板があります。

 

1つは内側半月板で、もう1つが外側半月板です。

 

名前の通り、内側半月板は内側にある半月板で、外側半月板は外側にある半月板です。

 

半月板の役割としては、膝のクッション材の役割を担います。

 

膝は中間関節とも呼ばれ、上にある股関節と下にある足関節(足首)の影響を大きく受けます。

 

スポーツ中であれば、ジャンプの着地や走っている時のストップ動作や切り返し動作で負担がかかります。

 

この負担を緩和するのが半月板ですが、過度な負担がかかれば半月板は損傷してしまいます。

 

外側半月板損傷とは、この外側の半月板を損傷する怪我です。

 

同時に他の怪我も併発することが多いのも特徴です。

 

外側半月板損傷と併発する怪我としては膝外側側副靭帯損傷があります。

 

共に膝の外側にある組織で、怪我が起こる負担のかかり方も似ていますので一緒に痛めることが多いと言えます。

 

 

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外側半月板損傷の症状とは?

外側半月板損傷の症状としては、色々な症状があります。

 

まずは膝の外側に痛みが出ます。

 

これは膝の外側半月板損傷をした時から痛みが出ます。

 

多くの場合は痛みが常に出るというよりは、膝を動かしたときに痛みが出ます。

 

痛めた方の足へ体重をかけた時に痛みが出たり、階段の上り下りなど膝を曲げたり体重がかかったりすると痛みが出ます。

 

また、痛みだけでなく違和感も出ます。

 

特徴的な外側半月板損傷の症状としては、膝の引っ掛かり感です。

 

膝の曲げ伸ばしで何かが引っ掛かる感じがする、スムーズに動いていないような感じがするなどの症状は外側半月板損傷の症状と言えます。

 

また、ロッキングという膝が曲がったまま伸びなくなる症状もあります。

 

このような症状が出ている場合は、外側半月板損傷の可能性があります。

 

 

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外側半月板損傷の原因とは?

外側半月板損傷の原因には大きく2つの原因があります。

 

1つは1回の強い衝撃が原因となります。

 

膝の怪我全般に言えますが、外側半月板損傷は膝を捻ったことで起こります。

 

ジャンプの着地でバランスを崩した、相手選手とぶつかって転倒したなどの際に膝を捻ります。

 

ただ膝を捻るだけでは外側半月板損傷は起こりにくいですが、膝を捻った状態で強い力が加わると損傷します。

 

この強い力は、大体の場合は自分の体重です。

 

相手選手とぶつかりバランスを崩して膝を捻りながら着地をすると、着地の際に上から自分の体重で強い力が加わります。

 

しかもジャンプの着地ですので、より強い力が加わります。

 

この時に、クッション材の半月板は膝の負担を和らげますが、あまりにも力が強く耐えられない場合は外側半月板損傷が損傷します。

 

特に外側半月板損傷の場合は、外側に重心がかかりながらの転倒などで損傷しやすいと言えます。

 

逆に内側半月板損傷は、ニーインと呼ばれる膝が内側に入る動作で損傷しやすいと言われています。

 

もう1つは、度重なる膝へのストレスが原因で起こる外側半月板損傷です。

 

これは最後のトドメになった動きは大した負担でなくても、何度も強いストレスが外側半月板にかかり続けた結果、そのストレスに耐え切れなくなった外側半月板が損傷します。

 

走った状態から止まる際のストップ動作や切り返しの動作などで、過度な負担を膝にかけ続けたことで起こります。

 

股関節の筋力や柔軟性、足首の柔軟性が低下していると膝への負担は増します。

 

その為、股関節の筋力不足や足首の柔軟性不足が外側半月板損傷の原因とも言えます。

 

また、足首や股関節の怪我も膝に過度な負担をかけます。

 

足首の怪我では、足首捻挫が最も多い怪我です。

 

足首捻挫自体は軽症なものが多いですが、その軽症の怪我をかばってプレーを続けた結果大きな怪我である外側半月板損傷に繋がることも多いです。

 

 

外側半月板損傷の全治(完治するまでの期間)とは?

外側半月板損傷の全治は、手術をするかどうかによっても変わります。

 

手術をしない保存療法であれば、目安としては2か月~3か月くらいのことが多いようです。

 

ただこれは外側半月板の損傷具合によります。

 

損傷が大きい場合はもっとかかりますので、あくまで目安です。

 

手術をする場合は、スポーツへの部分的な復帰が約3か月、完全復帰は6か月くらいが目安になることが多いです。

 

ただこれも幅が大きいですので、早い場合も遅い場合もあります。

 

半年以上復帰までかかることも、決して少なくありません。

 

また、外側半月板損傷など膝の怪我から復帰を目指すリハビリ過程で膝を痛めることもあります。

 

膝は負担がかかりやすい部位ですので、それを守る組織も多いです。

 

ただ、1つの組織が損傷すれば他の組織への負担も増えます。

 

膝の怪我を繰り返す人が多い理由がここにあります。

 

つまり、外側半月板損傷で膝のクッション材が弱くなっていれば、内側半月板損傷や外側側副靭帯損傷などの他の怪我のリスクは上がっていると言えます。

 

 

外側半月板損傷の治療方法とは?

外側半月板損傷の治療方法としては、大きく手術療法と保存療法があります。

 

昔は半月板損傷では摘出手術が多かったようですが、現在は手術をするにしても部分摘出や縫合手術などで極力半月板を残すようにしています。

 

半月板の摘出手術だと、その後の他の膝の怪我のリスクがやはり高くなります。

 

手術療法でも保存療法でも、どちらにしてもしばらくは安静になります。

 

炎症が治まり、痛みが減って来たらリハビリに入ります。

 

 

外側半月板損傷のリハビリ方法とは?

外側半月板損傷のリハビリ方法としては、膝自体の機能の回復と膝に負担をかけないようにする方法があります。

 

膝の機能回復は、手術や安静固定で失った膝の柔軟性や筋力の回復です。

 

外側半月板損傷の手術後は、左右の足の太さが目で見てわかるほど変わります。

 

そして膝の曲げ伸ばしもままならなくなりますので、その機能を回復させます。

 

使わない機能は必ず低下しますので、最初は膝の曲げ伸ばしなど地味で単純なリハビリが続きます。

 

その地道なリハビリが終わると、徐々に立つ・歩く・走る・跳ぶと本格的なスポーツ動作に移行していきます。

 

そこで重要になるのが、膝に過度な負担がかからないようなリハビリです。

 

特に繰り返しの負荷で外側半月板損傷を起こしている場合は、特に重要です。

 

外側半月板損傷の手術をしても、外側半月板にかかる負担は変わりません。

 

今まで外側半月板に負担をかけ続けていた動作を変える必要があります。

 

それが外側半月板損傷の再発予防で最も重要なリハビリです。

 

外側半月板に過度な負担がかかる場合は、足首か股関節に何らかの問題があります。

 

股関節の柔軟性や足首の柔軟性が低下していれば、その分負担は膝にかかります。

 

外側半月板損傷の場合は、逆足の筋力不足で身体が流れる場合に負担が強くなると考えられます。

 

痛めた脚だけでなく、逆足のリハビリトレーニングも外側半月板損傷の再発予防には重要です。

 

 

外側半月板損傷をしたスポーツ選手一覧

外側半月板損傷は、バスケットボールやサッカー、バレーボールなどジャンプやダッシュ、接触プレーなどがあるスポーツで起こりやすい怪我です。

 

高校生などアマチュアスポーツでも起こりますが、トッププロでもよく起こる怪我です。

 

ここでは、外側半月板損傷の怪我を報道されたスポーツ選手をご紹介します。

 

ガンバ大阪・パトリック選手(サッカー) 右膝前十字靭帯損傷と外側半月板損傷で全治8か月

 

鹿島アントラーズ・昌子源選手(サッカー) 右膝外側半月板損傷で手術

 

膝半月板損傷とは?

 

スポーツ中に多い怪我の種類一覧

 

 

新宿のパーソナルトレーナー 野中

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