肩の怪我の種類一覧|全治・リハビリ方法などを解説

肩は球関節と呼ばれる動きの大きな関節です。

動きが大きいためにその役割も負担も大きくなるので、怪我の多い関節でもあります。

 

そんな肩の怪我に関して、運動指導の専門家であるパーソナルトレーナーの視点から解説していきます。

肩の怪我は重症化しやすく、脱臼などは再発の多い怪我です。

そのような難しい怪我になりやすい肩の怪我を、種類ごとに解説していきます。

 

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肩の怪我の種類一覧

肩の怪我と言っても、その種類は様々です。

肩は正式には肩関節と言いますが、肩関節は複数の関節の総称です。

 

肩甲骨や鎖骨なども関連した関節ですので、「肩の怪我」はかなり範囲の広い言葉です。

こちらのページでは、肩の怪我を大きく4つに分けてご紹介します。

 

肩の怪我の種類①脱臼

肩の怪我で非常に多いのが、脱臼です。

脱臼とは、関節が正しい位置から逸脱してしまう怪我です。

 

いわゆる「肩が外れた」状態です。

 

肩が外れる脱臼は、外れた際に周りの組織の損傷を伴います。

その組織の損傷が、再び脱臼のリスクを上げますので脱臼は癖になると言われます。

 

ただ、肩関節は複数の関節の総称ですので、肩の脱臼にもいくつか種類があります。

 

こちらが、肩の脱臼と呼ばれるものの詳細です。

 

肩関節脱臼の解説

肩関節脱臼とは?リハビリ・症状・手術・種類などを解説
肩関節脱臼のリハビリ・症状・手術・種類などをパーソナルトレーナーが解説します。 肩関節脱臼はコンタクトスポーツに多い怪我で、再脱臼も多い為リハビリが重要です。

 

肩関節脱臼にも、「肩関節前方脱臼」「肩関節後方脱臼」「肩関節下方脱臼」「肩関節脱臼上方脱臼」など種類があります。

ただこれは別の関節ではなく、脱臼の仕方の分類です。

 

肩鎖関節脱臼の解説

肩鎖関節脱臼とは?分類・手術・リハビリ方法・全治など解説
肩鎖関節脱臼とはどんな怪我?肩鎖関節脱臼の分類・手術・リハビリ方法・全治などをパーソナルトレーナーが解説します。 肩鎖関節脱臼の怪我はサッカーやラグビーなどのコンタクトスポーツに多い怪我で、手術となることも多くスポーツに多い怪我では比較的重症度の高い怪我です。

 

肩鎖関節脱臼とは、肩と鎖骨を繋ぐ関節の脱臼です。

鎖骨は肩にも繋がっていますので、そのつなぎ目で脱臼してしまう怪我です。

 

肩の怪我の種類②靱帯損傷(捻挫)

肩の怪我では、捻挫も起こります。

捻挫というと足首捻挫が有名ですが、捻挫はどの関節でも起こります。

 

捻挫とは、関節にある靱帯が損傷する怪我です。

靱帯とは、関節の動きを止めるストッパーのような役割を担う組織です。

この靱帯が耐えきれないような負荷がかかると、靱帯が耐えきれが損傷します。

酷い場合は靱帯が断裂する大怪我になります。

 

肩関節にも色々な靱帯があり、肩を捻った際に靱帯を損傷してしまうことがあります。

その他、関節を覆う関節包を損傷する場合もあります。

 

肩関節では、インピンジメント症候群という怪我がありますが、これも靱帯や関節包を痛める可能性があります。

インピンジメント症候群とは?症状・原因・リハビリなどを解説
インピンジメントの症状・原因・治療方法・リハビリ方法などをパーソナルトレーナーが解説します。 インピンジメント症候群は肩の動きの悪さが原因で起こりますので、肩の動きを改善することが大切です。

 

肩の怪我の種類③打撲

肩の怪我には打撲もあります。

打撲はぶつけたことによる外からの強い衝撃で起こりますので、肩に限らず全身のどこでも起こる怪我です。

 

ただ、肩は転倒などでぶつけやすい部位ですので、比較的打撲をしやすい関節です。

打撲は脱臼や捻挫に比べると軽い怪我と思われがちですが、悪化すれば重大な怪我になることもあります。

打撲とは?腫れ・痛み・しこり・対処方法・合併症などを解説
打撲とは?打撲の腫れ・痛み・しこり・対処方法・合併症などをパーソナルトレーナーが解説。打撲ではコンパートメント症候群や外傷性骨化性筋炎などが起こります。 また、打撲の応急処置などを怠るとしこりが残る場合もあります。

 

また、打撲と思われたが再検査の結果、実は骨折でしたということもありますので注意が必要です。

 

肩の怪我の種類④骨折

肩の怪我には骨折もあります。

これは先ほどの打撲のように強くぶつけた結果起こることが多いです。

 

また、脱臼骨折など脱臼を伴う骨折も起こります。

このような場合はかなり重症の怪我と言えます。

骨折とは?種類・症状・リハビリ・治療などを解説
骨折の種類・症状・リハビリ・治療・骨折しやすい部位などをパーソナルトレーナーが解説します。骨折の起こりやすい部位などは、骨によって異なります。骨折の全治も、部位や症状によりかなり差があります。

 

肩の怪我の種類⑤筋肉の怪我

肩の怪我には、筋肉を損傷する怪我もあります。

とくに有名な怪我が、肩のインナーマッスルと呼ばれる腱板の怪我です。

肩腱板損傷とは?原因・症状・リハビリ・トレーニング方法を解説
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また、腕の力こぶの筋肉として有名な上腕二頭筋も肩に繋がる筋肉です。

この上腕二頭筋の肩の部分で起こる怪我が、上腕二頭筋長頭腱炎です。

上腕二頭筋長頭腱炎とは?症状・原因・リハビリなどを解説
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どちらも野球やバレーボールなどの「オーバーヘッドスポーツ」と呼ばれるスポーツで起こりやすい怪我です。

 

肩の怪我は再発しやすい?

肩の怪我は再発が多いと言われます。

もちろん、これは肩の怪我の種類によります。

 

例えば、打撲は転倒などで起こる怪我ですので再発するには再び転倒して肩を強打することになります。

その為、そこまで再発が多い怪我とは言えません。

 

ただ、脱臼はかなり再発の多い怪我です。

脱臼は関節が外れた状態ですが、外れる時に周りの靱帯などの組織を損傷します。

この組織の損傷が、再び外れやすい状態を作ります。

つまり、脱臼をすればするほど脱臼を再発しやすい肩になります。

肩の脱臼をしたことがあるだけでも、脱臼のリスクは非常に高いと言えます。

 

肩は元々可動域が広いですので、大きな動きがあります。

大きく動くとそれだけ脱臼のリスクが増えます。

 

肩の怪我のリハビリ方法

肩の怪我のリハビリとしては、大きく患部のリハビリと患部外のリハビリがあります。

患部のリハビリは、肩そのもののリハビリです。

肩に繋がる筋肉のストレッチやトレーニング、肩周りの治療などのことを言います。

 

まずはこの患部のリハビリが第一になります。

ただ、再発を繰り返す方の怪我には、患部外のリハビリも重要です。

 

例えば、野球の投手でボールを投げる場合は、全身の運動になります。

下半身の動きや体幹の動きが悪ければ、肩に負担をかける投球フォームになります。

この場合は、下半身の動きや体幹の動きが変わらない限り肩への負担は変わりません。

肩を回すようなスポーツであるテニス・バレーボール・水泳などでも同じことが言えます。

 

また、これはスポーツ中の怪我だけでなく、肩こりや五十肩でも同じです。

なかなか消えない肩の痛みは、原因は肩にはないことの方が多いように感じます。

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肩の怪我解説まとめ

・肩は動きの大きい関節で、負担も多く怪我が多い

・肩の怪我には脱臼、骨折、捻挫など色々な種類がある

・肩の怪我は種類にもよるが、脱臼など再発しやすい怪我がある

・肩の脱臼にも種類がある

・肩のリハビリは肩以外も重要

 

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スポーツで多い怪我解説
記事執筆者情報
この記事を書いた人
パーソナルトレーナー中谷圭太郎

東京の東中野・落合にあるパーソナルトレーニングスタジオhc-life代表トレーナー。スタジオ経営、パーソナルトレーニングレッスンの傍ら、公式ブログを中心にトレーニングや健康に関する情報を発信中。

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